HSP開発環境でスクリプトエディタ上でコンパイル実行したときにスクリプトに何かしらの問題があるときに表示されるエラーダイアログ。エラー番号とエラー行の2つ。
HSPが実行ファイルとして出力されてる時点では「内部エラーが発生しました」ってなエラーが表示される。エラー番号のみ。
HSP自体のバグの可能性はちょっと低く、ほとんどが作り手(製作者)の方に問題があると考えた方が無難? プログラムはそのまま落ちてしまうので、このエラーをなるべく出さないようデバッグ(バグつぶし)を!
- HSPに付いてくるヘルプリファレンス「プログラミングマニュアル1・基本仕様ガイド (hspprog.htm) 」の「4.HSPの基本動作概念 → エラーメッセージ」に全エラーリストが掲載されてる。
- HSPwikiにも「HSP3のFAQ:エラーメッセージの意味と対処法が分からない」のページにエラーのリストと対処方法の情報も掲載されてる。
○ 超定番エラー
エラー番号10
→ サブルーチンジャンプ処理のgosub命令は、必ずreturn命令で元の位置に戻す処理にする必要があります。「サブルーチン外のreturnは無効です」エラー。
gosub命令のジャンプ先に何かしらの問題がある。たとえば、処理を停止(stop命令)してしまったり、goto命令でどこかのラベルへ更にジャンプしてしまったり・・・。
エラー番号12
→ bload命令、noteload命令などファイル読み込みに関連した命令で起こる「ファイルが見つからないか無効な名前です」エラー。指定したファイルのパスに肝心のファイルが存在しない場合に表示される。
ファイルのパス指定を何かしらミスってるのが多い。あるいは、ファイルが存在するかをチェックできるexist命令を保険として用意しておく処理がない。
エラー番号13
→ picload命令で起こる「画像ファイルが見つからない」というエラー。指定した画像ファイルのパスに肝心のファイルが存在しない場合に表示される。
画像ファイルのパス指定を何かしらミスってるのが多い。あるいは、ファイルが存在するかをチェックできるexist命令を保険として用意しておく処理がない。
エラー番号38
→ HSP拡張プラグインの命令を利用してるにも関わらず、DLLファイルが実行ファイルと同じ場所に存在しない。「外部DLLの呼び出しに失敗しました」エラー。
拡張プラグインのReadmeファイルには、DLLファイルを同じ場所に置いて!、というような注意書きがあるので、Readmeファイルをチェックしてない人に起こりがち。あるいは実行ファイルだけをどこか別のフォルダに移動してしまった場合にも。
http://farm8.staticflickr.com/7150/6481658431_c825de1180_z.jpg
・その他のHSPエラーと対処 (HSPミニ情報)