PACKFILE機能


 HSP(HSP3)には実行ファイルの中ににファイルを埋め込むことができるパックファイル機能があります。HSPのスクリプトから直接アクセスできるファイル形式は下のようなところ~。



  • テキストファイル (noteload命令)

  • バイナリファイル (bload命令)

  • 画像のGIFファイル、JPEGファイル、BMPファイル (picload命令)

  • サウンドのWAVEファイル (mmload命令)

 これらのファイルであれば実行ファイルに埋め込んでおくことで、実行ファイル単体での配布というのが可能です。


 ただ、動画ファイル(AVIファイル、MPEGファイル、WMVファイル)や音楽ファイル(MP3ファイル、MIDIファイル、WMAファイル)は、実行ファイルの中に埋め込んでおいたとしても、HSPの標準命令で直接利用することはできません。ハードディスク上にファイルとして存在しないといかんです。


・そのまま動画ファイル、音楽ファイルそのものを添付して配布する。
・埋め込んだファイルをbcopy命令でWindowsのTempフォルダ(一時フォルダ)にコピーしてきておいて、それを利用し、プログラム終了時にそのファイルは削除する。
・音楽ファイルの場合は、HSP拡張プラグインを使った再生であれば、メモリ上のファイルを再生できるプラグインというのが中にはあるのでそれを利用する。


PAKFILE機能の解説 (HSPミニ情報)