違いシリーズ? 「dim命令とsdim命令」


 HSP3掲示板より「配列について」。


 何だか命令名が少し似てるdim命令sdim命令。・・・ぜんぜん別モノです。確かに「変数バッファの確保」という処理目的は同じですが。イメージ 1


 まず、dim命令。名前の由来は英単語の「dimension」。確保するのは「整数値型」(せいすうち がた)の変数です。要は普通の数字です。HSPの場合、この範囲は「-2147483648~2147483647」になります。



// 整数値型の変数 a

a = 0
;  または
dim a, 1


 次に、sdim命令。先頭の「s」は英単語の「string」から。確保するのは「文字列型」(もじれつ がた)の変数です。ダブルクオート「”」でくくった文字です。



// 文字列型の変数 a

a = ""
;  または
sdim a, 64


 ちなみに、sdim命令のサイズ「64バイト」が最小値です。これ以下のサイズ値を指定したとしても意味がなく、64バイト確保になります。


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