IEコンポーネントを利用した国産無料ブラウザ「Sleipnir」内にあるファイル「IEBrowser.fx」。去年の12月に日本語版も登場したウイルス対策ソフト「Avira AntiVir」(アビラ・アンチヴィア)がこのファイルをトロイの木馬ウイルス「TR/Agent 229376」と誤検出・誤認識するとのこと。
このファイルがないとSleipnirは利用できません。Sleipnirの公式ブログでもアナウンスが・・・。すでにAvira社に誤検出報告は行われてます。
・【重要・誤検出】Avira AntiVir でトロイとして誤検出される問題 (フェンリル)
ファイル単体オンラインスキャンのVirusTotalの結果はこちら。この中のマカフィー(McAfee-GW-Edition)のものは、Avira AntiVirエンジンも積んでるセキュリティ製品です。
いい機会なので、Avira AntiVirの常駐監視機能からファイル単体をスキップさせる方法(例外扱い)を紹介しておきまするする~。
- Avira AntiVirの[その他]メニュー→[設定]を選択
- 左上のチェックボックス[エクスパートモード]にチェックを入れる
- ツリーの[Guard]-[スキャン]-[例外]を選択
- 下の[Guard のスキャン対象から除外するファイルオブジェクト]の[...]ボタンを押す
- ファイル・フォルダ選択ダイアログで、「IEBrowser.fx」を選択
(一般的には『C:\Program Files\Fenrir & Co\Sleipnir\plugins\browser\IEBrowser.fx』) - [追加(D) >>]ボタンを押して、リストに追加
- 下の[OK]ボタンを押す
ちなみに、手動スキャンの例外は、ツリーの[スキャナ]-[スキャン]-[例外]に同じような設定が用意されとります。
・ Avira使い方トピックス
→ ファイル・フォルダの例外指定
→ ウイルス誤検知の報告
(公式サイトのフォームから、ウイルス隔離部屋から)
(追記...) Aviraの11日の更新で誤検出は対処されたそうな~
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