Firefoxの警告「攻撃サイトとして報告されています!」が表示された場合の対応方法
無料ブラウザFirefoxには、閲覧しようとしてるページがウイルスを散布しているなどして、パソコンのセキュリティに何かしらの問題を与える可能性がある場合に、「攻撃サイトとして報告されています!」という警告を表示してアクセス阻止してくれる機能があります。
この機能はFirefoxの設定で有効・無効の切り替えができます。(デフォルトでは有効)
- メニューの[ツール]→[オプション]を選択
- [セキュリティ]の項目に[攻撃サイトとして報告されているサイトをブロックする]
機能的には、検索エンジンGoogleが提供してるセーフブラウジング機能をそのまま利用してます。Googleはネット上の情報を巡回収集するついでに、ページがウイルス散布してないかもチェックしてるんですなぁ。
■ 赤の他人が運営してるサイトの場合
アクセスしようとしたサイトやブログがウイルスを散布しているためアクセスが遮断されました。遮断された段階ではウイルス感染してません。ちゃんと対策をしてないと、警告が表示されるサイトにアクセスしただけで強制的にウイルス感染してしまう恐れがあります。
特に2009年以降、個人や企業が運営してる普通の一般サイトやブログが改ざん被害を受け、アクセスしただけでウイルス強制感染となる事例が多発してるんよー。セキュリティソフトを入れてるのに殺られるので注意! <影響あるのは対策してない人のみ
- 有名企業・公的機関が運営するサイト ≠ 安全
- 攻撃する価値がない個人が運営するサイト ≠ 安全
■ 自分のホームページの場合
あなたのサイトが改ざん被害を受け、ウイルうを撒いてます。誤検出・誤検知というのはまずありえないので、すぐにサイトを閉鎖してFTPアカウント(パスワード)を変更しましょう。下のような流れで、このような状況に陥っています。 (改ざん対応方法)
- サイトの更新に利用してるWindowsパソコンがコンピュータウイルスに感染
→ セキュリティソフトは未知のウイルスに対する効果が基本的にありません - サイトのアカウント情報(パスワード)が盗まれる
→ 感染したウイルスが「FTP接続の監視盗聴」 or 「FTPクライアントソフトの設定奪取」 - 攻撃者は盗んだ情報を元に、サーバー上にあるHTMLファイルやJavaScriptファイルに悪意のある不正なコードを挿入
→ サイトの乗っ取り
この他に、たとえばWordPressを使ったブログなどだと、サーバーにアップロードしてるWebアプリケーションの脆弱性を悪用して、サイトか改ざんされる場合もあります。
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