ウイルス対策ソフトの無料版でもおなじみの「avast!」(アバスト!)を提供するALWIL Softwareの中の人のインタビュー。
avast! 5 - ALWIL CTO speaks of company uptrend (Softpedia Exclusive Interview)


■ 無料版を提供するビジネスモデルの収益性について、無料ユーザーはお金を払ってアップグレードしないんではないかという主張に関して
⇒ 国ごとにかなり違うけれど、パーセンテージ的には1桁と少ない。英語圏の乗換え率は高い。


■ 無料のウイルス対策ソフトでは初となるビヘイビア(振る舞い)検知の対応
⇒ 5.1ではさらにセンサーを追加する予定。現在はブラウザ、PDF、Flashなどの脆弱性のエクスプロイトに焦点を当てている。


■ Aviraのユーザー数は1億4500万人
⇒ avast!の登録ユーザー数は現在1億1000万人。実際のアクティブユーザー(たとえば1ヶ月間内に定義ファイルの更新があったパソコン)は1億人。これは世界のコンシュマーPCの15~20%に等しい。
 AVGも同様。Aviraの数は信じてないけれど、無料製品が3億人~3億5千万人という大きな数で使われてると仮定できる。avast!の2/3はまだ旧バージョン4.8。まだ、強制的な更新を行ってないので、少なくとも秋までにはアップグレードキャンペーンを。



疑似ウイルスファイル「Eicar」
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