Microsoft Security Essentials 次期2.0 ベータ版


 Microsoftが提供してる無料セキュリティソフト「Security Essentials」(MSE)の次期バージョン2.0ベータ版を公開したそうな。ただ、テスト体験を申し込めるのは米国、イスラエル、ブラジルのユーザーだけ(加えて中国は今後)。
無料の「Microsoft Security Essentials」次期版ベータが提供開始に (ITPro)
MS、無償ウイルス対策ソフトの次期β版をリリース (ITMedia)


 この4カ国は1.0の時のベータ版提供地域とおなじ。ウイルス感染率が高めな地域をあえて選んでるらしいですな。もし、ここに日本が含まれてたら、そりゃまた”不名誉”なことになるん・・・ イメージ 1


 特に米国、中国、ブラジルの3カ国はウイルス蔓延TOP3。Microsoftが以前に発表した「インテリジェンス レポート」に、MSEの早期投入で効果があったことが触れられとります。(1H09=2009年上半期)



駆除されたコンピューターの台数が増加した上位 2 か国は中国およびブラジルで、それぞれ 1H09 から 19.1 % および 15.8 % 増加しました。この増加の大きな理由は、マイクロソフトが 2009 年 9 月にリリースした、ホーム コンピューター用のマルウェア対策ソリューションで、Windows のライセンス ユーザーが無償で利用可能な Windows Microsoft Security Essentials に起因します。中国およびブラジルは両国共、Security Essentials を早期から導入していました。


 変更点は、何か新規モノが投入されるわけではなく、既存のウイルススキャンエンジンのパワーアップと、Windowsのセキュリティ機能の連携。”より強化”といった感じでしょうかね。


 で、新MSEの正式リリース日は不明。当然ながら、正式リリース時に公開されるであろう日本語版も不明。


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