インターネット閲覧ソフトの「Internnet Explorer」(バージョン8以降)、「Firefox」、「Chrome」には、マルウェア配付サイトだったり、改ざん被害でウイルスサイト化してるようなとこにアクセスすると、既知の場合は警告ページを強制的に表示して、ブロックする機能が用意されとります。
IEはSmartScreenフィルタなるシロモノ、FirefoxとChromeはGoogleのセーフブラウジング機能のデータが使われてます。
で、このブラウザのマルウェア警告表示を装った偽の警告画面を出して、偽ウイルス対策ソフトを導入させようとする手口がマイクロソフトのブログにて報告されとります。
・ Rogue:MSIL/Zeven wants a piece of the Microsoft Security Essentials pie (Microsoft Malware Protection Center)
記事の中の上3つの画像はニセモノな警告画面なんですな。ちなみに本物はコチラ~。(日本語版)
- Firefoxのマルウェア警告
- Chromeのマルウェア警告
- IEのマルウェア警告 → 正確にはフィッシング警告
それぞれの偽警告ページには、本物に存在しない「マルウェアプロテクションをアップグレード」できるとする項目が用意されていて、それが「Win7 AV」なる偽ウイルス対策ソフトのDLとなるよーで。
ついでに、「Win7 AV」なるインチキソフトの公式サイトは、無料ウイルス対策「Microsoft Security Essentials」(MSE)の公式サイトのデザインをほぼパクっていて、おまけにマイクロソフト「Malware Protection Center」の公式ブログにリンクまで貼ってる始末。「卑劣だっ」とマイクロソフトの中の人もプンプンお怒り。
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