セキュリティソフト Avira AntiVir v10 日本語版公開 - 無料版に振る舞い検知+クラウドは?


 ドイツのAvira(アビラ)が開発してるセキュリティソフト「Avira AntiVir」の新バージョ10の日本語版が公開されやした。今年の3月にバージョン10のドイツ語版や英語版が公開済みなのでやっとという感じ? イメージ 1
クラウド型セキュリティを導入した「Avira AntiVir バージョン10」 (INTERNET Watch)
検知率と軽快さを高いレベルで両立させた「Avira AntiVir Premium」 (窓の杜)


 新機能の目玉は「ProActiv」(×ProActive)。ウイルス定義データの検出をすり抜けても、ウイルス発動後の怪しい挙動や振る舞い(ビヘイビア)を元に検出する機能とのこと。そして、ここで不審なものと判定されたファイルはAvira社に送信され解析するクラウド機能(ProActivコミュニティ)も。ただ、無料版Aviraにはこの機能がありません。


64ビット環境のWindows Vista/7 は未対応
 ProActiv機能を利用できるのは32ビット環境だけです。64ビット環境での対応は技術的に難しいそうで、解決策を探ってはいるものの何ともいえない状況だそうな。[サポートページ]


無料版での対応は?
 将来的な対応を示唆するかような文言はいちおう公式サイト内に見られます。「対応予定」「いついつ対応」という表現じゃないので何ともいえんですが・・・。 イメージ 2



 Avira AntiVir ProActiv is not available in Avira AntiVir Personal in Q1 2010. [サポートページ]
 → 現段階で利用できない


Avira AntiVir ProActiv (not included in Avira AntiVir Personal yet)  [サポートページ]
 → まだ含まれてない


 ProActiv機能によって検出されたファイルが実際にウイルスと判断された場合は、通常のウイルス定義データにも反映されます。現状では無料版は間接的な恩恵という形? (バージョン9/10、動作環境Windows/Linuxは関係なく)


* Aviraは直近10月のVirus Bullitenの評価テストを通過。 (VB100アワードの結果





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