ブラウザMozilla Firefoxの拡張アドオン・プラグイン「NoScript」はウイルス対策効果があるの~?

答え。あります・・・が、完ぺきではないです。 イメージ 1

NoScript」は、Firefoxが搭載してる JavaScript の機能を全面的に無効化するアドオン(拡張機能)です。
 
ただ、JavaScript を無効にすると利用に支障をきたすWebサービスにぶち当たってしまうワケで、ステータスバーなどから簡単に JavaScript の有効化の切り替えができます。
 
ホワイトリスト形式になるので、特定のURLアドレスを永続的に有効化することも可能です。

● ホームページからのウイルス感染攻撃!

『IE(Internet Explorer)は危険だけどFirefoxなら安全!』
 
とか思ってませんよね? イメージ 2

たとえば、正規サイトの改ざん騒動「ガンブラー(Gumblar)」は、Windowsパソコン下であれば全ブラウザに影響があります。
 
というのも、ウイルス感染攻撃の手段として
 
・ Java
・ Adobe Reader
・ Adobe Flash Player
 
の脆弱性も狙われるからです。Firefox を始め IE や Chrome もこれらソフトウェアをプラグインとしてサポートしてます。

許可した正規サイトが改ざんされたら…

で、実際のところ脆弱性を狙う攻撃コードというのは、ほとんど JavaScript で記述されてるので、「NoScript」でブラウザのJavaScriptを無効化しておくのは有効な手段となります。
 
ただ、仮にも JavaScript を許可していたサイトやブログで改ざん被害が発生したら、ダメなんですなぁ。

ではでは、どういう対策をしておけばいいのかというと、お金はかからない根本的なドライブバイ・ダウンロード対策です。
 
注意したいのは、この対策をセキュリティソフト/アンチウイルスソフトはまったく全くやってくれないところです。