コンピュータウイルスの出現は1日平均6万個!


 あれまあ、すごい数ですな。 イメージ 1
1.4 秒に1 件の新種マルウェアが発生、過去最高のマルウェア増加数に (マカフィー)



毎日のマルウェア平均増加数が史上最高レベルに達しており、1日に特定されるマルウェアは平均6 万個と、1日29.000個であった2008年の2倍以上、また1日16.000個であった2007年の約4 倍になったことが明らかになりました。これは、1.44秒毎に新たなマルウェアが発生していることになります。また2010年第3四半期では、前年同期比で100万個の増加となる、1400万個以上のマルウェアを確認しました。


 数が多いのは、セキュリティソフトの対応を追い付けないようにするため。実際にもうウイルス出現数がシグネチャ対応数を上回っちゃって、セキュリティ会社は完全な後追い状態になってるわけですが・・・。


 パンダ・セキュリティも。
ITセキュリティ分野の都市伝説を解明する (Panda Security Blog)



我々が毎日およそ63,000種の新しいウイルスを受け取っている ~


 「セキュリティ会社がウイルスをばら撒いてる」、ってのは「新型インフルエンザ菌は製薬会社がばら撒いてる」ってのと同じようのもの? イメージ 2


 ウイルスは別にセキュリティ会社でなくても作成できます。ウイルスといっても単なるプログラムなので、プログラミングの知識があればOK。それは、(故意に)悪いことをするのか、悪いことをしないのか、の違いだけで表裏一体なものです。


 実際にウイルスでお金儲けができる闇世界が存在するそうで。たとえば、有名なインチキソフト「Security Tool」のような偽セキュリティソフトというのは、ほとんどアンダーグラウンドなアフィリエイトです。 「Security Tool」を感染させてクレカ情報を奪取できれば、成功報酬としてお小遣いがもらえる形。一番儲かるのが、アフィリエイトを仕切ってる胴元なんでしょうねぇ。  イメージ 3