セキュリティソフト比較評価 Virus Bulletin VB100アワード 2010年12月の結果
セキュリティソフトの第三者な比較評価機関の1つVirus Bulletin(イギリス)のVB100アワードの最新2010年12月版が発表されとりましたーな。ワイルドリストに載ったウイルスをすべて検出して、無害なファイル群から誤検出を1つも出さなかった場合に授与されるもの。年6回実施。
今回のテスト環境は「Windows 7 Professional」。単純なファイルのウイルススキャンで検知したか、検知しなかったかの2択で判断させるものなので、セキュリティソフト全体の性能評価を示してるものではありやせん。
◆ 合格 (PASS)
- AhnLab/アンラボ
- K7 Computing (=ソースネクスト・ウイルスセキュリティ)
- avast!/アバスト
- Kaspersky/カスペルスキー
- AVG
- Avira/アビラ
- BitDefender
- Microsoft/マイクロソフト
- Nifty/ニフティ
- PC Tools
- ESET/イーセット
- Sophos/ソフォス
- F-Secure/エフセキュア
- G Data
- (その他略)
定番どころの無料アンチウイルス(フリー四天王)はパスパス。シマンテック(ノートン)は今回は未エントリー、トレンドマイクロ(ウイルスバスター)はだいぶ前から未参加。
◇ 失格 (FAIL)
- KINGSOFT/キングソフト ... ワイルドリスト未検出1件
- McAfee/マカフィー ... 未検出1件
- Comodo/コモド ... 未検出5件、ウイルス誤検出1件
- Rising (=ウイルスキラー ゼロ) ... 未検出2,523件
- (その他略)
Comodoは前回に続き2度目の参加で再び失格。まだウイルス検体収集が不完全かいな? そんで。中国のRising(日本での商品名「ウイルスキラー ゼロ」)の2,500件ってオイオイ大丈夫かいな・・・。
・ オンデマンドスキャンによるウイルス検出率
・ VB100アワード 2010年10月の結果
・ VB100アワード 2010年8月の結果