有償セキュリティソフト製品全体評価テスト (2010年/AV-Comparatives)


 AV-Comparativesから総合セキュリティソフトの製品全体を評価した比較テスト2010年版の結果が発表されてますね。 イメージ 1


 一般的な比較テストは、ウイルス検体をどーんと用意して単純なファイルスキャンでウイルス定義データやらヒューリスティックやらで「検知した」or「検知しなかった」で評価するものです。時間がかからんためよく行われるものですが、ウイルス感染阻止を行う製品全体としての性能は分かりません。


 ってことで、8、9、10、11月にかけてウイルス感染を想定した約2,000セットの攻撃を実際に実行して、不正URLフィルタリングやビヘイビア機能(ふるまい検知)なんかも総動員、最終的にウイルス感染を阻止できたか判断して導き出された検出率・・・というか感染阻止成功率ランキング~。



  1. F-Secufre(エフセキュア) ... 98.9% 【星3つ・★★★】
    Symantec(シマンテック)

  2. Avira(アビラ) ... 98.7%

  3. Kaspersky(カスペルスキー) ... 98.3%
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  4. G Data(ジーデータ) ... 97.7% 【星2つ・★★】

  5. AVG(エーブイジー) ... 97.1%

  6. Panda(パンダ) ... 96.7%

  7. avast!(アバスト) ... 96.4%

  8. ESET(イーセット) ... 96.1%

  9. Trend Micro(トレンドマイクロ) ... 95.9%

  10. PC Tools ... 95.8%

  11. BitDefender(ビットディフェンダー) ... 95.2%
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  12. Norman(ノーマン) ... 90.0% 【星1つ・★】

  13. Kingsoft(キングソフト) ... 82.3% 【星なし】

 評価テストが行われたソフトは、すべて「~ Internet Security」的な上位タイプの有償製品です(製品名はレポートに記述されてるん)。そのため、当然ながらMSE(Microsoft Security Essentials)は対象外、Avira、AVG、avast!の無料版は差別化目的で機能が削られてるので今回のパーセンテージは当てはまらんですな。 イメージ 2


ウイルス検出率、市場シェアの比較
 (AV-Comparatives
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