ウェブ閲覧でのウイルス感染被害 悪用ソフトTOP3 (2011年3月)


 ハッキング被害を受けた一般サイトを単にブラウザで閲覧(単にページを”見る・開く”という行為)しただけで、Windowsパソコンが強制的なウイルス感染被害にあってしまう脅威が起こってます。たとえば、偽セキュリティソフト・偽PCメンテナンスソフトが勝手にインストールされるトラブルもこれが原因です。



  • 何の悪意のない世界中のホームページがハッキングされウイルスサイト化 ⇒ Gumblar(ガンブラー)改ざん騒動

  • 広告会社のサーバーがハッキングされ、この広告を採用していたたくさんの著名ホームページを経由して偽セキュリティソフト感染騒動 ⇒ マイクロアド広告改ざん事件

 感染被害にあうのは、下の有名ソフトウェアが古いバージョンンのまま放置してる場合に限られます。2011年2月時点で特に悪用率が高いTOP3は、Java(JRE)、Adobe Reader、Microsoft系ソフトです。



  1. Oracle Java (JRE)

  2. Adobe Reader

  3. Microsoft系 [例: Windows OS、Internet Explorer、Microsoft Officeなど]

  4. Adobe Flash Player

  5. Apple QuickTime

特定セキュリティソフトの宣伝に注意
 この手の感染被害を回避できるとして、特定の正規セキュリティソフト・ウイルス対策ソフトを導入を促す情報を見かけますが、完全な宣伝なので注意してください。セキュリティソフト・ウイルス対策ソフトの導入で安心しきってる人が真っ先に被害にあいます。


根本的なウイルス対策
 正規セキュリティソフト・ウイルス対策ソフトは、下の対策をユーザーに代わっていっさい行ってくれません



  • 導入されていたら更新作業を行って常に最新版を維持する <無料>

  • 不要ならば事前にWindowsパソコンからアンインストール(削除)してしまう

ウイルス対策ソフトがやってくれないウイルス対策