「Windows Repair」ウイルスを駆除削除したら対策しないとまた感染!


 「Windows Repair」はウイルス駆除ソフトを装ったインチキ詐欺プログラムです。デタラメなウイルスチェックとウイルス感染警告を示し、解消したかったら”有償版”を買うよう脅して、クレジットカード情報を送信させる手口です。「Windows~」となってますが、マイクロソフトとは何の関係もありません。


 ウイルス感染なので、コントロールパネルからのアンインストール(削除)なぞムリです。


<追記始め>


 同系統の「Windows XP Repair」「Windows Vista Repair」「Windows 7 Repair」と名乗る詐欺プログラムが来襲!?


<追記終わり>


ウイルス感染原因と感染回避対策
 感染した原因は、”ドライブバイ・ダウンロード攻撃”を回避する対策をしてないユーザーの怠慢です。この対策をしてない欠陥Windowsパソコンは、外部の人間が任意のプログラムを自由に起動できる危険な状態なので、たとえば裏でウイルスを感染させ、パソコン内の情報を抜いたり、メール送信プログラムを送り込んで迷惑メールを配信するゾンビマシンへと仕立てあげることも実現されてしまいます。 イメージ 1


 「Windows Repair」のようなインチキ詐欺プログラムが勝手に強制インストールされるのもこのタイミングで行われます。そもそもあらかじめコチラのウイルス対策をきっちりやってあれば、ぜんぜん感染しないのでご心配なく。 イメージ 2


ウィルス感染目的
 皆さんよくご存知のように、ウイルス感染攻撃の第一の目的は”お金儲け”です。「Windows Repair」も同じで、インストールさせて報酬金(お金)をゲットできる闇世界の商品なんですな。たくさんのパソコンに感染させればさせるだけ、どんどんお金が降ってくる仕組みなので、駆除されちゃわないようセキュリティ対策ソフトの対応が間に合わないスーパー大量感染キャンペーンが行われてます。


簡易ウイルス駆除ツール一覧
詐欺系プログラム駆除支援ツール