ウイルス感染手段で悪用率が高いソフト・ウイルス蔓延国 【2010年】


 マイクロソフトより「セキュリティ インテリジェンス レポート 第10版」のPDFファイルが公開されてます。2010年下半期の分析情報だそうな。日本語で読めます。



 "悪用コード" は、ユーザーの承諾なく、通常はユーザーに気付かれない方法で、ソフトウェアの脆弱性を利用してコンピューターを感染させる悪意のあるコードです。悪用コードはコンピューターにインストールされたオペレーティング システム、Web ブラウザー、アプリケーション、またはソフトウェア コンポーネントの脆弱性を標的にします。


 コンピューターの製造元によって出荷時にプレインストールされたアドオン コンポーネントが標的になる場合もあります。ユーザーは その脆弱なアドオンを使用していない場合もあれば、インストールされていることすら意識していない場合もあります


 Windowsパソコンをターゲットとしたウイルス感染手段としての悪用率が高いソフトの情報。Microsoft Security Essentials or Microsoft Forefront で検知したランキングですな。狙われまくりNo.1なJava(JRE)の攻撃が突出。IE、Firefox、Chrome、Operaのように使ってるブラウザの種類関係なく、Javaの脆弱性を突けばWindowsパソコンを陥落させることができるん。 (Java悪用コード例



  1. Java ← 2010年下半期全体の85%

  2. JavaScript (IframeやInternet Explorer固有のもの)

  3. Windows OS

  4. Adobe Reader / Microsoft Office

  5. Shellcode

  6. Adobe Flash Player

 ウイルス蔓延国ランキングの情報。ただ、人口&コンピュータの数が単に多いという結果も影響してるということで、Windows Update時に配信される「悪意のあるソフトウェアの駆除ツール」の検出率を見ると、韓国・スペイン・トルコ・台湾・ブラジルが特に蔓延してる地域だそうな。日本は規模が大きい割にも蔓延率が低い国の1つ~♪。 イメージ 1



  1. アメリカ

  2. ブラジル

  3. 中国

  4. イギリス

  5. フランス

  6. 韓国

  7. スペイン

  8. ロシア

  9. ドイツ

  10. イタリア

セキュリティソフトがややってくれないウイルス対策



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