セキュリティソフト製品全体比較テスト2011年3-6月 (AV-Comparatives)
AV-Comparativesより総合セキュリティソフトの製品全体テストの途中結果(2011年3~6月分)が発表されました。セキュリティソフトが持つ機能をフル動員させてウイルス感染を阻止できたか(感染阻止率)を現実に起こるリアルな状況でのテストとなってます。非現実的なウイルス定義データの検出率以外に、ビヘイビア検知、レピュテーション検知、クラウドセキュリティ、悪意のあるURLブロック、なんてのが試されますな。
対象はセキュリティソフトの最上位版なので、ぜんぶ「○○○ Internet Security」的な有償製品。AVG、Avira、BitDefender、Pandaなんかは無料版が別にありますが、この結果は当てはまらないことになります。例外として、avast!は無料版と結果は同じとのこと。ちなみに、Microsoft(MSE)はベーシックなウイルス対策として提供されてるものなので対象外。
- Symantec 99.3% ★★
- F-Secure 99.2% ★★★
- BitDefender 99.1% ★★★
- G Data 98.9% ★★★
- Trend Micro 98.6% ★★★
Panda Security ★★★ - ESET 98.2% ★★★
Kaspersky ★★★ - avast! 97.7% ★★★
- Avira 96.9% ★★
- Qihoo 96.7% ★★
- Sophos 95.6% ★
- AVG 95.2% ★
- Webroot 94.7%
- PC Tools 94.5%
- McAfee 93.5%
- K7 Computing (=ウイルスセキュリティ) 92.1%
総合評価で、★3つで「Advanced+」、★2つで「Advanced」、★1つで「Standard」。1位のシマンテックは複数の誤検出の影響で1ランク下げ。