セキュリティソフトのウイルス検出率評価 (2011年8月/AV-Comparatives)


 セキュリティソフトの第三者評価機関AV-Comparativesより2011年8月のウイルス検出率比較テスト「On-Demand Detection Test」が発表されてますな。


 ウイルスファイルをスキャンして検知or未検地を調べたウイルス定義データの評価になるので、製品全体の性能比較ではないので注意。毎日のウイルス投入数が激しすぎて、ウイルス定義データでの対応というのは事実上破綻しちゃってます。 イメージ 1



  1. G Data 99.7% ★★★ → BitDefender+avast!エンジン

  2. Trustport 99.6% ★★ → BitDefender+AVGエンジン

  3. Avira 99.5% ★★★
    Qihoo ★★ → BitDefender+自前エンジン

  4. Panda 99.3% ★★★

  5. F-Secure 98.5% ★★★ → BitDefender+自前エンジン
    eScan ★★ → Kasperskyエンジン

  6. BitDefender 98.4% ★★★

  7. Kaspersky 98.3% ★★★

  8. ESET  97.3% ★★★
    avast! ★★★

  9. McAfee 96.8% ★★★

  10. Trend Micro(ウイルスバスター) 96.6% ★★★

  11. AVG 95.7% ★★

  12. Symantec(ノートン) 95.1% ★★
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  13. Microsoft 92.3% ★★
    - - - - -

  14. PC Tools 88.4

  15. K7 Computing(ウイルスセキュリティ) 85.6%

 総合評価は★3つが「Advanced+」、★2つが「Advanced」。Trustport、Qihoo、eScan、AVG、Symantecは検出率はいいものの、無害なファイルのウイルス誤検知が多いため1ランク下げの形。


セキュリティソフト比較 (市場シェア/第三者評価機関)