セキュリティソフト フィッシング詐欺対策機能の比較評価 (2011年10月、AV-Comparatives調べ)
PayPal、eBay、ネットバンク、SNSサイト、オンラインゲーム、ウェブメールなどのアカウント情報を盗み取る目的の偽ページ上で行なわれるワンクリック詐欺を阻止するセキュリティソフトの比較テスト「Anti-Phishing Tests」が第3者評価機関AV-Comparativesより発表されとりますな。
フィッシング対策機能が実装されてるセキュリティソフトの最上位な有償製品、かつ約700サイトの偽ページでのアクセス阻止率となってます。
- Webroot 98.6% [+誤検知12か所]
- eScan 97.3%
- McAfee(マカフィー) 96.7%
- Bullguard 96.1%
- BitDefender(ビットディフェンダー) 94.4%
- Trend Micro(トレンドマイクロ) 92.8%
- F-Secure(エフセキュア) 92.1%
----- - Symantec(シマンテック) 89.4%
- Avira(アビラ) 89.1%
- K7 Computing(=ウイルスセキュリティ) 88.7% [+誤検知1か所]
- G Data(ジーデータ) 88.5%
- PC Tools 86.7%
- Kaspersky(カスペルスキー) 85.1%
- Panda Security 84.5%
----- - AVG(エーブイジー) 79.8%
- ESET(イーセット) 78.0%
- Quick Heal 77.5%
- Trustport 76.9%
- Qihoo 76.3%
avast!(アバスト)、Microsoft(マイクロソフト)、Sophos(ソフォス)は、セキュリティソフト自体にフィッシング対策機能が実装されてないため調査なしとのこと。誤検知テストも別に行われていて、正規の銀行サイト1,000件の中で誤ってアクセスが阻止されてしまうトラブルもあったのがWebrootとK7 Computing。