セキュリティソフトAviraが自身の無害ファイルを脅威ウイルス誤検知

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今度はドイツのセキュリティ企業 Avira (アビラ) が自分自身の DLL ファイル 「aescript.dll」 をトロイの木馬 「TR/Spy.463227」 と誤検知するトラブルが発生したそうです。

Aviraが自分自身をマルウェアと誤検出 | スラド
https://srad.jp/story/11/10/31/0211235/

誤検出が発生したのは10月26日、ウイルス定義ファイル (VDF) バージョン7.11.16.144 の公開直後だ。
Avira のプログラムに含まれる 「aescript.dll」 が誤検出され、「TR/Spy.463227」 と名付けられた。検出件数が急増したことから、Avira 側はすぐに問題に気付き、20 分以内に VDF の公開を中断したという。
32 分後には修正済みの VDF が公開されている。

Avira では一般的な OS やアプリケーションなどのファイルを使用して誤検知テストを実行している。
しかし、数日前にシステムの更新作業を行った際に、aescript.dll を含む Avira のプログラムファイルの一部がテスト用のファイル群から漏れてしまったことが誤検知の原因とのことだ。

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