◇ Security Sphere 2012 とは?
Security Sphere 2012(セキュリティスフィア2012)はウイルス対策ソフトを装った詐欺プログラム型ウイルスです。
嘘のウイルス検知警告を提示して、駆除できるとする”有償版”をクレジットカードで買うよう脅してきます。
ウイルス感染なので、コントロールパネルからのアンインストールなぞ不可能です。 

◇ Security Sphere 2012 の感染原因は?
こちらのウイルス対策をやっておかないと、知らないうちにSecurity Sphere 2012が勝手に強制インストールされます。
この手のソフトを導入してたのに感染したのなら、やっぱりこのウイルス対策をぜんぜんやってないという決定的な証拠です。
このウイルスは感染させるだけで報酬金が貰えるので、セキュリティ会社の対応がサッパリ間に合わない量を投入して大々的に行われます。
◇ Security Sphere 2012 の駆除削除
激しい妨害(他のプログラムが起動すらしない状態)をひとまず解消するため、購入してしまった状態へともっていくレジストコードをわざと反映して、駆除削除作業を行います。
【1】 Security Sphere 2012ウィンドウの左下にある[Get full real-time protection with ~]の画像をクリックし、ウィンドウ上の入力ボックスにレジストコードを入力します。 (↓赤文字)
> http://xylibox.blogspot.com/2011/09/security-sphere-2012.html
【2】 赤みがかってたウィンドウが青っぽくなって適用完了です。このウイルスは終了させる手段がないので、タスクマネージャからプロセスを停止させます。
手元では「dP19600HiJoF19600.exe」とか「cA19600KmHoK19600.exe」というものでしたが、これはランダム生成なので具体的なファイル名は感染マシンごとにバラバラです。
(デスクトップにショートカットファイルが存在するので、そのファイルのプロパティを見ればファイル名が分かるはず)
【3】 無料ウイルス駆除ツール「Microsoft Safety Scanner」「Malwarebytes Anti-Malware」あたりを入手してスキャンします。
【4】 再び感染体験をしたいなら、このウイルス対策はゼッタイにやらないようにしてください。やってしまうと強制インストールされないパソコンになってしまいます。