突然ブラウザに表示されたWindows Antivirus!? 偽ウイルススキャンページでsetup.exe配布!
Windows Antivirus 2012は、ブラウザ上に表示される偽ウイルススキャンページです。
Windows Antivirus 2012 has found critical process activity on your PC and will perform fast scan of system files!
もちウイルスチェックや感染警告はデタラメで、JavaScriptで組まれた偽演出です。
■ Rogue:JS/FakeAV - Microsoft Malware Protection Center
http://www.microsoft.com/security/portal/threat/encyclopedia/entry.aspx?Name=Rogue:JS/FakeAV
http://www.microsoft.com/security/portal/threat/encyclopedia/entry.aspx?Name=Rogue:JS/FakeAV
ハッキングされてる一般サイトや、Twitter
に投稿されたURL付きメッセージからこのページへ誘導されるのを確認してます。 

偽スキャンページでは「setup.zip」なるファイルをダウンロードするよう促されます。
『パソコン
をウイルスチェックしたら、こんなにた~くさんのスパイウェア
が見つかったから、すぐにコレをインストールして駆除せえっ!』と言いたいんでしょうが、「setup.zip」自体がホンモノのウイルスというオチ…。
これをダウンロードし解凍して、中身のWindows向け実行ファイル(setup.exe)を起動しちゃわない限り感染状態にはなりません。
偽スキャンページを見せつけスパイウェアに感染してると思い込ませパニック状態にし、ユーザー自らの意思でこのウイルスを実行しちゃうおバカ人間の登場を攻撃者は待ってるんですよ。
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