対策してあれば感染しない Data Recovery ウイルスが猛威へ [2012年]


 2012年1月から始まった偽パソコン診断ソフト型ウイルス「System Check」、そして3月から始まった「SMART HDD」(S.M.A.R.T. Repair、S.M.A.R.T. Check)。5月はソフト名を改め「Data Recovery」「DataRecovery」としてウイルス感染キャンペーンが始まる予定。



  • Data Recovery → タイトルバーに見えるソフト名

  • S.M.A.R.T. Repair/S.M.A.R.T. Check → ウィンドウ内に登場する項目名

http://img41.imageshack.us/img41/6581/32641493.png



 検索すると、ゴミ箱から削除されたファイルを復元ってなフリーソフトがヒットしますが、たまたま運悪く名前が被っちゃっただけで別モノ。 イメージ 1<まぎらわしい~



『世界中のパソコンにどんどこインストールさせてコツコツ小銭をゲットしましょ! クレジットカード情報の送信に成功させたら、がっつり報酬金をお支払い!』ってな感じで行われてるウイルス感染アフィリエイトサービス・・・



Data Recovery ウイルスの感染原因
 下の4つの条件の中でどれか一つでも当てはまってるWindowsパソコンだけ「Data Recovery」ウイルスが勝手に強制インストールとなります。改ざんされ"ウイルス散布サイト"に変貌してしまってる普通の一般サイトやブログを運悪くブラウザで開くだけで完全終了ですよ。 イメージ 2
セキュリティソフトをインストールしてたのにウイルス感染したぞ、ゴラッ!



  1. Java(JRE) を旧バージョンのまま放置していて最新版へ更新してない

  2. Adobe Reader を旧バージョンのまま放置していて最新版へ更新してない

  3. Adobe Flash Player を旧バージョンのまま放置していて最新版へ更新してない

  4. Windows Update (Microsoft Update) してない

 ちなみに、こういうソフトたちは基本的に後を追って検出対応するだけなので別にどうでもよく、感染しちゃうかどうかは上の4つの条件のみ。なので、更新作業すっぽかしてる人だけ地獄を見ます。なんてったって、インストールさせればお金が貰えるウイルスなんで~。 イメージ 3