ランサムウェア感染被害を回避する対策 身代金要求脅迫ウイルスにご注意を
 
2012年時点では日本での被害はまだそれほど多くないと思われるけど、Windowsパソコンを使用するユーザーさんを感染ターゲットにしてる危険な脅威に注意が必要です。
  1. パソコン起動時にロックをかけて、警告画面(よく警察機関を名乗る)をフルスクリーン表示しパソコンの操作を不能な状態にして身代金の支払いを要求する
     
  2. ハードディスク上のファイルたちを暗号化して破壊し開けないようにして人質にとり、ファイルの復元を盾に身代金の支払いを要求する
このような状態から解放してほしいなら、英語でお金を要求し脅迫するコンピュータウイルスは、特にランサムウェア(身代金型ウイルス)と呼ばれてます。
 
ランサムウェアという用語は
ransom ... 読み方は「ランサム」で、身代金というの意味
 +
software ... ソフトウェア
に由来する造語です。

ランサムウェアの被害にあうユーザーさんは?

さてさて、どういうユーザーさんがこのランサムウェア型のマルウェア・ウイルスに殺られてしまうのか?
 
ウイルスメールを受信し、その添付ファイルをユーザーがうっかり起動して感染という定番パターンもあるけど、この経路の多くが英語表記の迷惑メール(スパムメール)になります。
 
そして、もっとも危険な経路がもう一つの感染パターンでしょう。
  1. Java(JRE) が旧バージョンのままで最新バージョンに更新さてない
  2. Adobe Reader が旧バージョンのままで最新バージョンに更新さてない
  3. Flash Player が旧バージョンのままで最新バージョンに更新さてない
  4. Windows Update が実施されてない
のどれかに1つでも当てはまるWindowsパソコン上で起こるものです。
 
この場合はネットサーフィン中にドライブバイ・ダウンロードという攻撃を食らってランサムウェアが強制的にインストールされてしまいます。
 
ちなみに、こういうソフトたちの導入とWindows Updateの2点でウイルス対策バッチリ♪
 
なーんて思ってるユーザーさんはどうなるか?
 
上の4つの感染条件に当てはまってしまうパターンが出てくるはずで、ランサムウェアの感染被害に巻き込まれるリスクがあるから注意が必要です。 
 
上の4系統のうち1つでも当てはまってるポンコツなWindowsパソコン
 ↓
第三者にハッキングされ、ウイルスをバラ撒く一般サイトやブログを運悪く踏む
 ↓
ランサムウェア型ウイルスが問答無用で強制的にインストールされる
 ↓
地獄の光景スタート! (´ω`)<オワタ...
 
無料で使えるバージョン確認ツールもあるので、ランサムウェアの被害にあう確率を確実に減らすウイルス対策としてぜひぜひ活用を!

ランサムウェアについての古ーい情報

シャープ(Sharp)の2009年3月更新のランサムウェア紹介ページ「ランサムウェアってなに?|SHARP Users Net PCスタジオ」では、下のような説明が書いてあります。
 
ただ、これは今ではもう必ずしも通用しないです。
「ランサムウェア」はセキュリティ対策ソフトによって検出できるウイルスです。セキュリティ対策ソフトを使って、「ランサムウェア」の感染を未然に防ぐことが大切です。
https://sharp-usersnet.jp/pcstudio/disp.asp?cno=4&tbno=0&dno=78
この身代金目的のウイルスは、お金をザクザク稼ぐのが狙いなので、あろうことか感染前にセキュリティソフトに妨害(検出・駆除)されては意味がありません
 
ウイルス攻撃者は、セキュリティソフトに安々と出し抜かれまいと、検出できない新鮮な亜種検体を逐一投入して攻撃してきますよっと。
 
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