動作が軽いセキュリティソフト比較評価ランキング (AV-Comparatives)
セキュリティソフト・ウイルス対策ソフトの第三者評価機関AV-Comparativesより2012年6月の動作パフォーマンステスト(動作が軽いランキング)が発表されとります。この評価テストは年2回実施され、これはその1回目。
テスト対象は上位の総合セキュリティ製品になるので、無料ソフトの結果じゃなし。ちなみに、K7 Computing(ソースネクスト ウイルスセキュリティZERO)とSymantec(ノートン)は、今年2012年のAV-Comparativesに未参加。Microsoftは参加してますが、今回は総合セキュリティのお話なのでMicrosoft Security Essentials(MSE)は対象外。
比較テスト内容は下のような操作作業の処理時間と、ベンチマークの評価を加味してランキングしたもの。ランキングの詳細な点数とかは略してます。
- ファイルのコピー
- ファイルの圧縮・解凍
- 音楽ファイルのエンコード・デコード
- アプリケーションのインストール・アンインストール
- アプリケーションの起動
- ファイルのダウンロード
+ - PCMarkを使ったベンチマークテスト
- Webroot ★★★
- avast!
- ESET
- Avira
Sophos - Qihoo
- Tencent
- F-Secure
Panda - BitDefender (ソースネクスト スーパーセキュリティZERO)
Kaspersky - AVG
----- - eScan ★★
- AhnLab
- McAfee
- GFI
- Trend Micro (ウイルスバスター)
- BullGuard
- G Data
----- - Fortinet ★
- PC Tools
総合評価で、★3つがAdvanced+、★2つがAdvanced、★1つがStandard。報告レポート見ると分かりますが、Advanced+評価のセキュリティ製品群はベンチマークテストの結果差だけですな。
あと、これを受けセキュリティ会社Panda Securityが出したプレスリリースの騙し表現に対してavast!が噛み付いてますよ。
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