より強化された攻撃サイトドメインランダム生成 【ウイルス感染回避対策】
6月から始まった正規サイトの改ざん攻撃「km0ae9gr6m qhk6sa6g1c サイト改ざん (攻撃サイトドメインランダム生成)」を仕掛けた攻撃者が、7月下旬あたりに強化改良版を新たに投入。日本の正規サイトもやっぱり複数殺られていて、ウイルス配信サイト化しちゃってます。
- RunForestRun Now Encrypts Legitimate JS Files (Unmask Parasites)
- Blackhole 悪用ツールキットの入口になる脆弱性を回避する方法 (Symantec)
- “RunForestRun”, “gootkit” and random domain name generation (Kaspersky)
- Runforestrun malware variation (SparkTrust)
今までの攻撃コードは、改ざんサイトごとに同一データだったので、ウイルス定義データを単純に1つ発行してバババーンと対応できました。
> www.virustotal.com/file/4ad7d134f27cee05a7f92bab653b534c97a5268ac6a3b3b44c57c73494acf1e4/analysis/
ところが、改良版の攻撃コードは、改ざんサイトごとにデータが全部バラバラに生成されてるので、もはやウイルス定義データによる単純な検出対応はかなり困難な状況に・・・。
> www.virustotal.com/file/c33125002f27184d309e71f92761cc8aaf1fb67091b1ee8be96eb2e8ce271ee6/analysis/1344251344/
でも、現実に困るのは攻撃者の手のひらで もてあそばれてるセキュリティ会社だけなので、一般ユーザーは下のウイルス対策さえやっておけば、最終的なウイルス強制感染被害は100%回避されます。 <やってないと地獄逝き!
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