【ウイルス100個】Javaの脆弱性で強制的にウイルス感染させるサーバーで発見!
Java(JRE)の旧バージョンにある脆弱性(欠陥)を悪用してWindowsパソコンにウイルスを送り込んで強制的に感染させる目的のサーバー上に、ウイルス検体ファイルが100個ぐらいドーンと用意されとる。。。 http://img829.imageshack.us/img829/9733/sc0000f.png
JARファイルの中身は、Javaの脆弱性を悪用する不正なファイル群と、発動させるウイルス本体の実行ファイルが内封されてます。よく分からんけど、1時間の間に配信するパッケージを自動的にどんどこ作成されるシステムなのかね?
ファイルサイズを見ると用意されてるウイルスの種類は実際のところ3系統。
- 320KBファイル約90個 ⇒ 偽セキュリティソフトWinwebsec (今のソフト名はLive Security Platinum)
- 249KBファイル5個 ⇒ Necursというルートキット?
- 198KBファイル5個 ⇒ Necursというルートキット?
- 22KBファイル7個 ⇒ (実質空っぽ)
- 0KBファイル3個 ⇒ (空っぽ)
オンラインスキャンサイトVirusTotalの結果。あくまで1ファイル分、ウイルス本体の実行ファイルのハッシュ値がぜんぶ違う雰囲気? ルートキットの方は大分検出してるけど、偽セキュリティソフトの方は感染させてナンボのものなので新鮮。。。
> www.virustotal.com/file/79d25070d9a17035e660900353837f2d84693e1e3a0107b5a01e5eb4d246b42b/analysis/
> www.virustotal.com/file/b9c0bb2f810962896750d1964a17b0ef6e6719945831bff5b5b98114846c033f/analysis/1344906450/
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