PCのエラー表示からソフト購入誘導に注意・・・ その具体的なソフト名は?



国民生活センターによりますと、全国の消費生活センターなどに「パソコンを操作しているうちにエラーの表示が現れ、必要のないソフトを購入させられた」など、インターネットでのパソコンソフトの通信販売を巡る相談が、ことし4月から8月10日までに374件に上り、去年の同じ時期の1.4倍に増えました。 (NHK)



 最初ニュースのタイトルを見た時どっちのお話・・・?、と思ったけれど、ウイルスの方はぜんぶ英語表記で、さすがに買おうという流れになる日本人はほとんどいないはずで、国民生活センターの情報を読んでも、まさしく後者のパターン。 イメージ 1



  1. 偽パソコン診断ソフト型ウイルス File Recovery、Data Recovery、SMART HDD

  2. 大量のエラーを見せつけ不安を煽って購入を誘導してくる要注意ソフトたち

 ↓の事例3は、恐らくドイツの決済代行業者クレバーブリッジ(cleverbridge)をこの手のソフトの開発元と誤解してるんでしょう。「ウイルス感染」と言ってくるのはSystweakの「Advanced System Protector」のこと。



ウイルス対策ソフトを入れているのに「ウイルス感染」のメッセージ
~ よくよくこの会社を調べると所在地はドイツにあることがわかった ~


 ついでに、国センのPDFファイルの方で紹介されてる事例5は「Backup Duty Lite」。



数カ月前からパソコンを使う度に「バックアップの必要なファイルがある。あなたのパソコンは危険な状態です」という表示が画面いっぱいに出るようになった。