未対策でSystem Progressive Protectionウイルス強制感染の悲劇に注意


デタラメな嘘のウイルス感染警告を示してWindowsパソコンを乗っ取る偽セキュリティソフト。


「Smart Fortress 2012」 (2012年3月~)、「Live Security Platinum」 (6月~) の後継として、新たに 「System Progressive Protection」 「SystemProgressiveProtection」 (システムプログレッシブ プロテクション) の配信キャンペーンが 9 月 21 日にスタートしたみたい。



System Progressive Protection ウイルスの感染経路


ずっと前から同じで、下の 4 条件に 1 つでも当てはまってると、第三者にハッキングされてる普通の一般サイトを単に閲覧するだけで、確認なく勝手に 「System Progressive Protection」 ウイルスの強制インストールとなります。


  1. Windows Update を実施していない
  2. Adobe Flash Player を最新版に更新していない
  3. Adobe Reander を最新版に更新していない
  4. Java (JRE) を最新版に更新していない


こちらはバッチリ対策済みの Windows パソコンです。


なるたけ検知・駆除されないよう高頻度で検体ファイルを差し替えてるので、残念ながらセキュリティソフトを過信しているだけで、強制的な感染ちう地獄へ落ちます。


セキュリティソフト導入済みでも被害!? 100%感染防止する無料ウイルス対策



解放の代わりにクレジットカード情報の送信を要求


「塵も積もれば山となる」 の発想で、どんどん感染させた ”山” の中から、ほんの一握りのユーザーが騙されて要求に屈して、購入代金としてクレジットカード情報を送信しちゃいます。


偽セキュリティソフトSystem Progressive Protectionの購入ショッピング画面


ウイルス攻撃者の元には、世界中から札束がバラバラ降ってきて、がっぽりウハウハか…。