「Oracle America, Inc.」「Java」とは何? ウイルス対策大丈夫?
 
Oracle(オラクル)は、Wikipediaにも説明あるけど米国のソフトウェア開発会社で、少し身近なとこでは、Java(JRE)の開発元として見かける機会ある?
 
Javaは、JavaアプリケーションやJavaアプレットを動かすための無料で公開されてるフリーソフトです。

Javaの旧バージョンがウイルス感染経路に!

実はWindowsパソコンがウイルス感染被害に巻き込まれる原因の1つが Java なのです。
 
ただし、あくまでJavaを最新版に更新せず旧バージョンのまま放置するWindowsユーザーさんだけ影響する脅威です。
 
たとえば、下のような脅威の感染経路がJavaの旧バージョンなんよー。
  • 偽セキュリティソフト
  • 身代金要求ランサムウェア
  • ネットバンク情報搾取ウイルス SpyEye Zeus
     :
ってことで、上のようなコンピュータウイルス/マルウェアの感染を回避するため、必ずやっておきたい対策は↓どちらか2択です。
ちなみに
 
『Java なんて聞いたことない』
『Java をインストールした覚えがない』
 
なんて思うユーザさんがいるやもしれんですが、Windowsパソコンを買った時点で最初から Java がインストールされてるパターンがあるので注意!
 
無料で使えるバージョン確認ツールを使うと、インストールされてる Java(JRE) が最新版になってるか手軽に判定してくれます!
 
Java って何じゃそれ?』なユーザーさんは、恐らくJavaは不必要なソフトの可能性もあるので、Windowsパソコンから Java は削除できます。(コントロールパネルの[プログラムと機能])
 
Java がなくてはならないユーザーさんはかなり限定的で、必要とするサービスやソフトの例は、コチラに書きだしてあります。
 
ちなみに、名前が何か似てて混同されることが多い JavaScript は、Javaとはまったく無関係な別モノですよっと。

セキュリティソフトをインストールしてるのにウイルス感染!?

ウイルスの話が出てくると
 
『セキュリティ対策ソフトをちゃんと入れてるから自分は無関係だよ♪』
 
とか言う平和ボケなユーザーさんが一部にいるようです。
 
ところが、仮にJavaの旧バージョンの欠陥(=脆弱性:ぜいじゃくせい)を悪用されると、ウイルス攻撃者側にWindowsパソコンの制御権限をすべて持ってかれ、セキュリティ対策ソフトが活躍する場面なくPCを乗っ取られます