ウイルス対策ソフト 検出率比較評価テスト (2012年9月)
オーストリアのセキュリティソフト第三者評価機関AV-Comparativesより、「File Detection Test of Malicious Software」(2012年9月)が今月10月に発表されてますな。
ウイルスサンプル約24万種を単純ファイルスキャンで調べただけで、セキュリティソフト・ウイルス対策ソフト製品全体の性能を示してるワケではないので注意! ウイルス定義データ分の検出率になるので、基本的にフリーソフト/有料製品の違いはないことになります。
- G Data (=BitDefender+avast!エンジン) 99.9% ★★
- Avira 99.8% ★★★
- Panda 99.6% ★★
Trend Micro(ウイルスバスター) ★★★ - F-Secure 99.3% ★★★
- Kaspersky 99.2% ★★★
BitDefender ★★★
Fortinet ★★★
eScan (=BitDefenderエンジン) ★★★ - McAfee 98.8% ★★★
- Sophos 98.7% ★★
- avast! 98.6% ★★★
- GFI 98.5% ★★
----- - AVG 98.0% ★
- ESET 97.4% ★★
----- - AhnLab 95.6%
- Microsoft(MSE) 94.9% ★
- PC Tools 94.4% ★
----- - Webroot (=Sophosエンジン) 80%以下
無害なファイルをウイルスと誤って判定してしまう誤検出テストの情報を加味し、総合評価として★3つ、★2つ、★1つが付きます。それで、誤検出数が16を超えていたG Data、Panda、Sophos、GFI、AVG、AhnLabが1ランク下げの扱いになってます。
SophosエンジンなはずのWebrootは何か様子がおかしくトラブってる?
ちなみに、シマンテック ノートンとかK7 Computing(=ソースネクスト ウイルスセキュリティZERO)は、去年2011年と違って今年のAV-Comparativesのテストに未参加です。
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