ウイルス感染原因となる危険なソフトは? サイト閲覧で強制感染被害の手口
ロシアのセキュリテイ会社カスペルスキー(Kaspersky)が発表した2012年第1四半期~第三四半期の報告
IT Threat Evolution: Q1 2012
IT Threat Evolution: Q2 2012
IT Threat Evolution: Q2 2012
IT Threat Evolution: Q3 2012
その中で、ウイルス感染経路としてドライブバイ・ダウンロードと呼ばれる攻撃などで悪用されてる脆弱性(ぜいじゃくせい)の割合が多いソフトの人気ランキングを拾ってみました~! 

■ 2012年1~3月
- Adobe Reader 40%
- Oracle Java/JRE 26%
- Android Root 8%
- Adobe Flash Player 3%
- その他 24%
■ 2012年4~6月
- Adobe Reader 40%
- Oracle Java/JRE 27%
- Android Root 8%
- Adobe Flash Player 1%
- その他 24%
■ 2012年7~9月
- Oracle Java/JRE 56%
- Adobe Reader 25%
- マイクロソフト関連 4%
- Adobe Flash Player 3%
- Android Root 2%
- その他 11%
注目すべきはマイクロソフトではないサードパーティ製の Java/JRE と Adobe Reader の2ソフトだけで6~8割を占めてるところ! 

● 『セキュリティソフト/ウイルス対策ソフトの導入と Windows Update でウイルス対策はバッチリ♪』なーんて言ってるユーザーさんはウイルス感染してしまう恐れアリ!
● 『Internet Explorer以外のブラウザ Mozilla Firefox 、Google Chrome を使ってるからウイルスなんて関係ない♪』なんて言ってるユーザーさんもウイルス感染してしまう恐れアリ!
Windowsパソコンでサイト閲覧でウイルス感染(ドライブバイ・ダウンロード)によって、確認なく問答無用の強制的なウイルス感染が実現されてしまいます。
日本でも悲鳴が結構あがってる偽ウイルス対策ソフトや偽ハードディスク診断ソフトの強制インストールされてしまう経路になってるのがまさにコレなのです。
ユーザー自ら、特定ソフトのアップデート作業をちゃんとやって最新版に更新されてることを確認しておかないととても危険です。
<感染経路をなくそう!

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