セキュリティ対策ソフトavast!ユーザーがウイルス感染被害! ダメ評価? それとも・・・


Yahoo!知恵袋にて・・・



今使ってるパソコン様がウイルスに感染したみたいです。


駆除ソフトはアバスト様を使ってます。
チェストに移動処理をしたんですが、ウイルスはRedkitとかいうやつとWin32Karaganyとかいうのです。


(中略)
Redkitが検出したときチェストへの処理が完了したとは書いてありましたが、怖くてもっかいフルスキャンしたらWin32Karaganyが検出されました…。


この悲鳴のような報告を見て、『あー、avast!ってクソじゃん (´・ω・`)』ってなダメ評価になったそこのアナタっ!


ウイルス対策 = セキュリティソフト導入


なーんて思い込んでませんか? イメージ 1


それこそ、セキュリティソフトを提供する企業の『これを導入すればもうウイルス対策バッチリ! ウチはウイルス検出率がこんなにスンバラシイ!』みたい宣伝広告に踊らされてますよ。


ちょっと解説



  • RedKit → Javaの旧バージョンにある脆弱性を悪用してウイルスを強制的に起動させるWebアプリケーション(エクスプロイトキット)。

  • Win32/Karagany → 何かしら別のウイルスを裏でダウンロードしてきて起動し、役目を終えたら自分自身を削除するマルウェア。
    今回は上のRedKitによって強制インストールされてしまった。

このavast!ユーザーさんがウイルス感染被害に巻き込まれてしまった最大の原因は、ウイルス対策ソフトavast!が役に立たなかったことではなくって、Javaの更新作業をすっぽかすというユーザー自ら招いた自業自得が正解です。


Javaを旧バージョンのまま放置するということは、「ウイルス感染ウェルカム♪」を高らかに宣言してることになります。


ところが、avast!を始め、この世に存在するセキュリティソフト/ウイルス対策ソフトは、ユーザーに代わってJavaの更新作業なんぞ一切やってくれません。 イメージ 2


そもそも



のどちらかを無料ウイルス対策としてやってあれば、このユーザーさんは100%確実にウイルス感染被害は起こらなかったんですな。 イメージ 2


にも関わらず、このようにセキュリティソフト(今回はたまたまavast!)を過信しすぎてたから地獄を見る結果になったワケです。


ウイルス定義データをひたすら更新して後を追うセキュリティソフトにすべてを託してしまうということは、ひたすら運に頼りきるとことを意味します。


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