コンピュータウイルス感染経路2013 ウェブかメール経由? アドウェア&ワンクリックウェアも
2013年らへんのコンピュータウイルス感染経路だよーん。
【1】 ウェブ経由でウイルス感染!
・ 特定ソフトに存在する危険な脆弱性(ぜいじゃくせい)を悪用することで、ページの閲覧だけでコンピュータウイルスを強制的に感染させるドライブバイ・ダウンロード攻撃。
SNS(Twitter・Facebook)やサイトの普通のリンク、検索エンジンにヒットしてる正規の一般サイトやブログが、悪意のある第三者に改ざん(ハッキング)されコンピュータウイルスをバラ撒いてる!
・ ファイルアップローダ/ファイルストレージ、P2Pネットワークなんかに存在する、何かしらの怪しい実行ファイルが実際にはコンピュータウイルスで、これを手動で起動することによるユーザーの自爆感染。
【2】 メール経由でウイルス感染!
・ メール内に記載されたURLアドレスをポチッとクリックして、上にあるドライブバイ・ダウンロード攻撃になる流れ。
・ メールに添付されてる怪しいファイル(アイコン偽装した実行ファイルが多い)をうっかり開いてしまうユーザーの自爆感染。
メールの送り主は、うっかり開く率をアップするため、誰もが知るような著名な企業を名乗る偽メールが多い。
【3】 Skype経由でウイルス感染!
コンタクトをとったことがある知り合いからURL付きのメッセージが送られてきて、そのURLクリックすると何かしらの圧縮ファイルor実行ファイルのダウンロードで、ユーザーがうっかり手動で起動して自爆感染。
ワーム型として、ウイルス感染PCは遠隔操作されて、同じメッセージをSkype経由でばら撒く → 感染者が増える永久ループ!
【4】 USBメモリ経由でウイルス感染!
USBメモリをPCに接続する時のオートラン機能(自動起動機能)を悪用。
ただ、2011年にWindows Update経由でWin XP/Vista向け機能無効化パッチが配信済み。Win 7/8にはそもそもオートラン機能が存在しない。
◇ ドライブバイ・ダウンロード攻撃で強制インストールされるウイルス
- 偽セキュリティソフトウイルス Win32/Winwebsec
- 偽セキュリティソフトウイルス Win32/FakeRean
- 偽パソコン診断ソフトウイルス Win32/FakeSysdef
- 偽セキュリティソフトウイルス Win32/SysDoct
- ルートキット Trojan.Win32/Sirefef ZeroAccess
- ネットバンキングウイルス Trojan.Zbot PWS:Win32/Zbot
- 様々な警察機関を名乗ってPCをロックするランサムウェア
◇ (おまけ) 広告的なアドウェアの感染経路
海外製フリーソフトの公式サイト、海外のオンラインソフト紹介サイトから入手できる何かしらフリーソフトのインストーラファイル。
インストール画面の文章をよく確認しないで、テキトーにボタンをボンポン押していった結果として、勝手に怪しい広告ソフトやゴミツールバーがインストールされるパターン。
◇ (おまけ) ワンクリックウェアの感染経路
アダルト動画サイトを装った日本国内のワンクリック詐欺サイト。
登録画面がPCに貼り付いて消えないウイルス(ワンクリックウェア)は、エッチな動画ファイルという名目で配信されてるので、映像見たさに自爆感染することが必要。