偽セキュリティソフトのウイルス感染被害を100%回避する4つの作業

偽セキュリティソフト(FakeAV)は、デタラメなウソのウイルス感染警告を示し、パソコンを乗っ取って何もできない状態にして、この状況を解消する製品をクレジットカードで買うよう脅すコンピュータウイルスです。
 
《嫌らしい販売手法を採用してる有償製品とは違う》
エラーを表示して驚かして有償版の購入を誘う迷惑ソフト
 
このウイルス感染被害は、困ったことに日本も含め世界中で蔓延してますかい?

偽セキュリティソフトの感染手口はドライブバイ・ダウンロード攻撃

偽セキュリティ対策ソフトの配信手段は、ほぼ十中八九ドライブバイ・ダウンロード攻撃です。

ドライブバイ・ダウンロード攻撃というのは、サイトを閲覧しただけでウイルスが強制的にインストールされてしまう脅威です。
 
具体的には下の4系統の旧バージョンにある欠陥(脆弱性:ぜいじゃくせい)を悪用することで攻撃が成功します!
《1》 Java ← ウイルス感染経路 第1位
《2》 Adobe Reader
《3》 Adobe Flash Player
《4》 Windows Update
なので、この攻撃を成立させない作業をユーザーさんが事前にやっとけばOKとなるワケですなー。
 

この4つが済んでることで、偽セキュリティ対策ソフトの感染経路が確実にふさがれることなります。

この作業に別にお金もかからんですし、やって損することもないです。

正規セキュリティソフトはウイルス感染経路をまったくふさがない

ウイルスというと

ホンモノのセキュリティ対策ソフトが何とかしてくれるんでは?

なーんて思うユーザーさんがいるやもしれませんが、期待しすぎてると地獄を味わいます。

【1】 ホンモノのセキュリティ対策ソフトは上の4つの作業をユーザーに代わってやらないから、ウイルス感染経路がふさがらず根本的な対策になりません。
(他社が開発したソフトの欠陥の対処をしようがない)

【2】 偽セキュリティ対策ソフトはお金を稼ぐウイルスです。つまり、金儲けの妨害をしてるセキュリティソフトになるべく間に合わせないよう、もの凄い勢いで検出できない検体を投入してきます。

ドン引きするぐらい、検出対応がとても間に合ってるとは言いがたい状況…。

セキュリティ対策ソフトをパソコンから削除しよっ!

と言いたいワケではなく、ウイルス定義データを毎日のように更新して後追いをするセキュリティ対策ソフトにすべてを託すのは危なっかしいです。

もし偽セキュリティソフトの対策と称して

特定のセキュリティ製品の購入をひたすらプッシュする

ようなサイトは、感染被害の実情とズレてる勘違いサイトか、ソフトを買わせたいだけの宣伝広告サイトなのでご注意をー。