システムドクターSystem Doctorウイルス駆除削除方法 偽セキュリティソフト感染&原因対策?
 
新しい偽セキュリティソフト システムドクター2014/System Doctor 2014/SystemDoctor2014 が5月29日らへんに投入されたようです。
 
 
内部処理を見る限り、マルウェアファミリRogue:Win32/Winwebsec系の偽セキュリティソフトとなります。

System Doctorウイルスの感染原因

毎度のごとく、無料ウイルス対策やってないユーザーさんだけ地獄です。
  1. Java
  2. Adobe Reader
  3. Adobe Flash Player
  4. Windows Update
どんだけ高性能をうたうセキュリティソフトを導入してようが、ユーザー自らが更新作業をしてない限りウイルス感染経路は開いたまま
 

System Doctorウイルスの無料駆除削除方法

【1】 パソコンをセーフモードで起動します
 
【2】 エクスプローラを起動して、ウイルスの実行ファイルが置かれてるフォルダを見つけて、フォルダごと削除します
 
《Windows Vista/7/8》
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\[ランダム文字列]\[同じ文字列].exe
 
《Windows XP》
C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\[ランダム文字列]\[同じ文字列].exe
 
http://i40.tinypic.com/j6qzbm.jpg
ランダム文字列は感染パソコンごとにバラバラ
  • 長さが8文字
  • アルファベット小文字・大文字と数字の組み合わせ
ちなみに、デスクトップやスタートメニューに作成されたショートカットアイコンを右クリックしてプロパティを選択し、[リンク先]の項目を確認すると実際のファイルも分かりますよっと!
 
【3】 Windowsレジストリエディタを起動し、下の場所までツリーを辿って、パラメータ名「SD2014」が存在したら手動で削除します
 
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
 
 
【4】 パソコンを普通に起動するため再起動します
 
【5】 Fixit(Windows のセキュリティ設定を自動的に診断および修正) を走らせて、無料で使えるウイルススキャン&駆除ツール Malwarebytes や Safety Scanner でクイックスキャンどぞ!