System Checkup削除アンインストール方法 不適切な診断結果?


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iolo technologies が提供する 「System Checkup」「System Checkup Launcher」(システム・チェックアップ) は、無料パソコン診断ツールです。

ただ、無料ツールは診断スキャンを行うだけで、解決したいなら有償製品 「iolo System Mechanic」 の導入を提案する形になっており、催促ソフトとなりましょう。


導入経路はフリーソフトの広告インストーラ?

手元ではワンクリウェア駆除ツールのインストーラ経由で 「System Checkup Launcher」 が同意の上で取り込まれるパターンを確認してます。

> www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se485314.html

他にも、評判的にいろいろヤバい 「Baidu IME」「NaviNow」「Yahoo! ツールバー」「JWord」「楽天市場のショートカット」 がいっしょに導入される動作を確認してます。

System Checkup 不適切な診断結果

System Checkup は、別に 「ウイルス」「スパイウェア」「マルウェア」 といった脅威には該当しません。

ただ、ちょっとアラ探ししている印象があり、いくつか挙げます。

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System Checkup 診断結果

《1》

広告関連の URL をブロックするよう、Windows のシステムフォルダにある hosts ファイル編集してあったけど、これを 「セキュリティ脆弱性 修正 ネットワーク設定」 と指摘しました。

マルウェアが不正に hosts ファイルを改ざんすることがあるから、この判定は必ずしも不適切とは言えないけど。


《2》

ファイルの拡張子 「.js .reg .scr .vbs」 を 「実行可能コードを含むファイルはしばしばウイルスを拡げるために使用されます」 として、「メモ帳で開くよう設定」 を勧めつつ 「セキュリティ脆弱性 修正 ファイルの関連付け」 と指摘します。

  1. .js .vbs … Windows スクリプト

  2. .reg … レジストリ編集

  3. .scr … スクリーンセーバー起動

メモ帳にファイルを関連付けると、本来行われるべき正常な動作が機能しなくなるし、そもそも最初から Windows に関連付けられてる問題ない動作を否定するのはどーよ?


《3》

「インターネットクラッターが含まれています」 として、IE、Firefox、Chrome ブラウザの機能である 一時ファイル(キャッシュデータ) に問題があるかのような指摘を行います。


問題の数量の水増し無し

エラーや警告で有償版の購入を誘う Windows 向け迷惑ソフト に見られる、問題とする項目を細かく1つ1つカウントして数量をより多く見せることで、パソコンが危険な状態になってるかのよう大げさな演出は System Checkup にはないです。

ただ、System Checkup で診断を行うと、上で挙げる2、3番は別に何の問題もない Windows パソコンですら問題アリと判定されるワケで…。

System Checkup 削除アンインストール方法

【1】

System Checkup ウィンドウ右上に見える×ボタンでプログラムを終了する


【2】

Windows のコントルールパネルにある [プログラムと機能] で 「System Checkup Launcher」(発行元 e frontier, inc.)、「System Checkup v*.*」(発行元 iolo techonorpgies, LLC) をアンインストールするっとな