迷惑メールのURLリンクを開いたら迷惑メール大量受信の悲劇

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怪しい 出会い系サイト (サクラサイト) へ誘導することを目的にした日本語の 迷惑メール (スパムメール) で、本文に登場する URL をポチッとクリックすると、どうなる?

日本産業協会の記事です。

日本産業協会 迷惑メール送信リポート
オプトインを装った出会い系サイトのゲリラ送信のしくみ 2009年2月
オプトイン規制に伴い顕著となった、オプトインを装い送信してくる出会い系サイトでは、短い期間で局地的に大量送信する手法が大きな特徴になっています。このようなサイトは、消費者にオプトインと錯誤させる目的で、メール本文に受信者のメールアドレスを特定できる紐付き URL を載せています。
アクセスすると、その後送られてくるメールが急増する場合があり、また、不当な請求に繋がるケースもありますので、URL を安易にクリックしないよう十分ご注意ください。
http://www.nissankyo.or.jp/mail/statistics/senderreport.html

「オプトイン」 (opt-in) とは、メールマガジンで言うと、Eメールの受信を解除して今後はEメールは受け取らない、ということを相手の送信側に伝達する仕組みのことです。

出会い系サイト迷惑メールの URLを開くとどうなる?

「同一のサイトからメールを受信した 2 台の端末の受信件数の比較」 として、同じEメールを受信環境 2 つで異なる対応をした後の状況を紹介しています。

イメージ 1
(グラフ出典 日本産業協会)

【端末A】
迷惑メールの受信数 15 ~ 19 通の状況で URL を開かずに無視して放置する
→ 4 日ほど経過して迷惑メールの受信がなくなる。
【端末B】
迷惑メールの受信数 15 ~ 19 通の状況で URL を開いた。
→ 直後から 20 ~40 通ほどへ増加、2 週間ほど経過して 45 ~ 85 通へ急増、迷惑メールが止まらないどころか数量が以前より 2 ~ 4 倍になる。

これはEメール送信業者に 人間がEメールを無視しないで読んでる可能性が高い ことがバレて、特定のEメールアドレスに宛てに迷惑メールを集中的に送信しまくっているみたいです。

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