IE11ブラウザでVBScriptを無効化し動作させない方法 無料ウイルス対策
{{{ 2017年5月 更新 }}}
Windowsパソコンのブラウザ Internet Explorer(IE11) 上でプログラム言語 VBScript のコードを動作させないよう機能を完全に無効化する方法です。 

- Internet Explorer → 不要なら無効化するようマイクロソフトが通知
- Microsoft Edge → 未サポート
- Google Chrome、Mozilla Firefox → 実装されてない
ネットサーフィンで不可欠な JavaScript と比べて、VBScript が必要な場面はものスゴく限定的です。
一方で、IEブラウザに存在する欠陥(脆弱性:ぜいじゃくせい)を悪用してWindowsパソコンにウイルス感染させる攻撃時に VBScript のコードで処理するパターンが確認されてます。
<Windows Update の更新パッチで脆弱性は修正されてる

IE11の VBScript の無効化
■ 簡易修正ツールを使う
マイクロソフトが次のページで配布してる 「簡易修正ツール」 をダウンロードして起動するだけです。 



Microsoft 修正プログラムの簡単なソリューション
Internet Explorer 11、インターネット ゾーンおよび制限付きサイト ゾーン内の VBScript を無効にする簡単な修正プログラムをクリックします。
・ Internet Explorer のインターネット ゾーンおよび制限付きサイト ゾーン内の VBScript の実行を無効にするオプション
- EasyFix70000.diagcab → 無効化用
- EasyFix70001.diagcab → 元に戻すための有効化用
【1】 ツールを起動して、右下の [次へ]ボタン をポチッとな

【2】 『簡易修正ツール (ID:70000) 解決済み』 となり正常に無効化されました

■ レジストリエディタを使う
上級者向けでレジストリを編集して無効化する方法です。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\3\名前 → 140C
データ → 無効化(3)、有効化(0)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\4\
名前 → 140Cデータ → 無効化(3)、有効化(0)
設定を反映するには後でIE11ブラウザを再起動します。 



マイクロソフトが VBScript の無効を推奨
2017年4月の Windows Update で、IE11ブラウザ向けとして 『Internet Explorer でインターネット ゾーンと制限付きサイト ゾーンに対して VBScript の実行を無効にするオプション』 が実装されました。
・ Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム 2017年4月11日
IE11ブラウザ は下位互換として VBScript をいちおうサポートしてるけど、セキュリティの観点から 「VBScript は無効化しておくのがベストプラクティス」 とマイクロソフトはアナウンスしてます。
・ Disabling VBScript execution in Internet Explorer 11 - Microsoft Edge Dev Blog
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