Windows Update失敗不具合乗り切り安心? ウイルス感染経路3つ別にあり
セキュリティに絡んだ問題や欠陥(セキュリティ用語で「脆弱性:ぜいじゃくせい」)の対処や修正を実施して無料で提供されてる セキュリティアップデート。 

Windows の生みの親である米マイクロソフトからは Windows Update(Microsoft Update) としてセキュリティアップデートが実施されてます。
米国時間の毎月第2火曜日に実施される
イベント通称名 「Patch Tuesday」「Update Tuesday」
(※ 時差の関係で日本では翌日の水曜日、あるいは翌週の水曜日)

- Windows OS
- Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Microsoft Silverlight
- Microsoft Office (Word / Excel / PowerPoint)
- Microsoft .NET Framework
- Windows Media Player
など
Windows Update は PC 購入時点で最初から 自動更新 が有効になってます。
- ユーザーが Windows Update の自動更新を手動で無効化する
- マルウェア感染の影響で Windows Update の機能が殺されてしまう
みたいな状況でもない限り、ユーザーが特に意識することなく最新のセキュリティ更新パッチが半自動的に適用されます。 



ただ、Windows PC のウイルス対策やセキュリティ対策として確実に忘れてはいけないのが、マイクロソフト以外の サードパーティ製ソフトウェアのセキュリティアップデート に対処できてるかというところでしょう。 



ウイルス感染攻撃で悪用される3つ
この数年のウイルス感染攻撃手段として広く悪用されてるソフトウェアの定番が 4系統 あります。
マイクロソフトが開発したソフトウェアなら Windows Update だけで OK となるけれど、はたして他のソフトウェアのバージョン管理状況は問題ないですか? 



- Adobe Flash Player ※
- Windows Update … Internet Exploer、Microsoft Edge、Silverlight
- Java / JRE
- Adobe Reader
このうち、Adobe Flash Player、Java/JRE(名前が似てる JavaScript は無関係)、Adobe Reader の3つに対するセキュリティアップデートが問題なく適用されてるか確認してください。
<脆弱性3兄弟!

これは 人気セキュリティソフト が Windows PC に導入してるかどうかに関係なく、Windows ユーザーさん自ら確認して把握しておく必要があります。
※ Windows 8 の 「Interent Explorer 向け Adobe Flash Player」、Windows 10 の 「Internet Explorer & Microsoft Edge 向け Adobe Flash Player」 は、Windows Update 経由で最新版が配信される仕組みになってる。