Chrome旧バージョンでウイルス感染被害 Flash Player更新されず危険

Google Chrome は常に最新版を維持するのが前提となってる無料ブラウザです。
ただ、中には Google Chrome の自動更新機能を故意に殺して、あえて旧バージョンを使用し続けてるユーザーさんもいるー? 

ウイルス感染リスクがブラウザ本体ではなくFlash Playerに
Windowsパソコンの場合、ネットサーフィン中にドライブバイ・ダウンロード攻撃を食らってウイルス強制感染してしまう被害を確実に回避するため、下の4系統を最新版に維持する無料ウイルス対策がとても重要です。
- Java(JRE)
- Adobe Reader
- Adobe Flash Player ←
- Windows Update
Windows Vista/7上の Internet Explorer や Mozilla Firefox と違って、Google Chrome はブラウザ本体に Adobe Flash Player を内蔵してる形なので
Chrome が旧バージョン = Adobe Flash Player も旧バージョン
という危険な状態が発生することになります。 

脆弱性を悪用するウイルス感染攻撃の頻度が特に多い Internet Explorer と比べれば、Google Chrome そのものは安全という考えは間違ってないです。
ところが、いざ旧バージョンとなると Chrome 本体の安全性を差し置いて、Adobe Flash Player の旧バージョンが重大リスクになるところに注意が必要です。
Chrome 内臓の Flash Player を無効化する?
いちおうの対処方法として、Chromeブラウザのプラグインの設定から Adobe Flash Player を無効化する方法があります。

- PPAPIタイプ ⇒ Chrome 内蔵プラグイン
NPAPIタイプ ⇒ Firefox ブラウザ向けのプラグイン
1番を手動で無効にして、Flashコンテンツの再生には2番の Firefox ブラウザ向けのプラグインを強制的に利用する形に切り替えます。
<2015年 追記...> NPAPIタイプのプラグインのサポートは、2015年9月に完全終了となりました。
<追記...>
Adobe Systems の公式サイトでは、「for Opera and Chromium」としてPPAPIバージョンのインストーラが配布されるようになったので、それを導入することで最新版にできるようになった???