Lhaplusでパスワード付きzip圧縮ファイル作成方法 履歴の削除方法も
無料で公開されてる日本製アーカイバーソフト Lhaplus(ラプラス) を使い パスワード が設定された zip形式の圧縮アーカイブ を作成してみましょう。 



パスワードが設定された圧縮ファイルとは?
パスワード文字列が分らない限り、ファイルの解凍・展開が不可能です。
<中身のファイルを解除できず取り出すことができない

- Eメールで重要な
ファイルを添付して送信する
- 他人に見られたくないお宝ファイル
の保存に使う
Lhaplus 右クリックメニューの活用
まず、事前準備としてやっておきたい…。
Windows
デスクトップやエクスプローラーの右クリックメニューに Lhaplus 専用メニュー項目 を作成しておくと便利です♪ 

【1】
Windows
のスタートメニュー → [すべてのプログラム] → [Lhaplus]、あるいは Program Files フォルダー → Lhaplus フォルダー内にある実行ファイル Lhaplus.exe を起動する
【2】
《初回時のみ》
Lhaplus のウィンドウ右下にある [詳細設定] ボタンをポチッとな
Lhaplus のウィンドウ右下にある [詳細設定] ボタンをポチッとな

Lhaplus の簡易設定ウィンドウ
【3】
ウィンドウ上部に新たに [関連付け/シェル] タブが出現するので開く

Lhaplus の詳細設定ウィンドウ
○ ウィンドウ右上の「コンテキストメニュー」 → [解凍] を追加 や [圧縮] を追加 にチェックマークを入れる

○ ウィンドウ右下の 「[圧縮] のサブメニュー項目」 → 右クリックメニューに表示させたいファイルの拡張子(形式)にチェックマークを入れる

- zip → 通常の zip 形式な圧縮アーカイブ作成用
- zip (pass) → パスワード付きzip形式な圧縮アーカイブ作成用
【4】
ウィンドウ下部にある [OK] ボタン、または [適用] ボタンをポチッとな
パスワードが設定された圧縮ファイルをLhaplusで
設定作業が無事に完了~♪
Windows
のエクスプローラーやデスクトップのファイルやフォルダを1つ選択したる、複数あるならマウスでドラッグしてファイルを範囲選択します。
右クリックで表示されるメニューから [圧縮(C)] → [zip (pass)] を選ぶと、Lhaplus によるパスワード付き圧縮ファイルの作成が実現できます。 




ファイルの右クリックメニューに Lhaplus の圧縮項目が
この直後に、パスワード文字列を設定する入力ボックスが表示されますヨ。 




ZIPファイル向けパスワード設定ボックス
- パスワードは数字やアルファベットの半角文字を指定する
- 全角文字(カタカナ、ひらがな、漢字)のパスワードは避ける
言わずもがな、この パスワード文字列をうっかり忘れると解凍・展開できなくなる ので注意!
<解析することはできるけど、文字の長さや複雑さ次第で解除不能

記憶されたパスワードの履歴を無効にする?
なお、この Lhaplus の入力ボックスに過去に設定した パスワード文字列の履歴 がドロップダウンリスト上に残ります。

過去のパスワードを記憶した履歴を消す?
セキュリティ上残しておきたくないなら、Lhaplus の設定で履歴は無効化して削除もできます。
<展開時と圧縮時にそれぞれ設定あり

《展開用のパスワード履歴》

[解凍設定 2]タブ を選択し、左下にある [ドロップダウンリストに履歴を表示する] オプションのチェックマークを 外す
《圧縮用のパスワード履歴》

[圧縮設定 2]タブ を選択し、左上にある [ドロップダウンリストに履歴を表示する] オプションのチェックマークを 外す
zipファイルを展開する時に必要なソフトは?
このパスワード機能は、zipフォーマットの規格として最初から用意されてます。
つまり、解凍・展開時に Lhaplus がインストールされてる必要はなく、Windows OS 標準でパスワード付きzipファイルの解凍・展開が可能 です。 

ちなみに、Windows 7/8/10 は標準でzip形式を作成できるけど、パスワード付きのものは作成できないため、外部のフリーソフトの導入が必須になります。