rpapproved/rpunpaid/rppending意味と詐欺サイト 通販商品届かない恐れ!
いろんな公的機関が注意を呼びかけてるけど、日本人をターゲットに 海外のサイバー犯罪者 が運営する日本語表記の 通販詐欺サイト が超大量に確認されてます。
<購入代金や個人情報・パスワードを盗むのが狙い!

- 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20131219_1.html - 警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/sodan/nettrouble/jirei/net_order_site.html - 東京都
http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/kinkyu/141128.html - 消費者庁
http://www.caa.go.jp/adjustments/internet_trouble/internet.html
この手のインチキ通販サイトは Zen Cart(ゼン カート) と呼ばれるネットショッピングサイトを無料で構築できる正規システムを悪用してるパターンがほとんどです。
そのため、見た目の外観デザインだけでテキト~に判断して商品を注文してしまうと明らかに怪しい部分に気づけず痛い目にあいます。 



注文確認画面に表示されるナゾの単語の意味
その注文確認画面にて決済状況を示す意味不明な ナゾの単語 がコレッ! 



- rpapproved ⇒ 代金の支払い成功
- rpdeclined ⇒ 代金の支払い失敗
- rpunpaid ⇒ 代金が未払い
- rppending ⇒ 処理中
手元で Zen Cart のソースコードを精査して判明したものだけど、この単語はシステム内で クレジットカードの決済処理 に登場する内部パラメータなのです。

中国語 のコメントからパラメータの意味が判明!
通販詐欺サイトを運営する攻撃者は、どうも日本の通販事情を考慮してない 中国国内向けクレジットカード決済システム をそのまま使用してるようです。 


RealyPay 日付在线电子科技有限公司 公式サイト
■ rp[状況を示す英単語]
パラメータに登場する先頭の「rp」は、中国のクレジットカード決済代行会社 RealyPay の頭文字と思われる
Zen Cart には独自に機能を追加できるモジュール機能が実装されていて、通販運営者が銀行振込だけでなくクレジットカードも使えるようシステムを拡張してるみたい
Yahoo!知恵袋内で「rpapproved」「rpdeclined」「rpunpaid」「rppending」をキーワード検索してみると、インチキ通販サイトに気づかずに商品を注文し届かないというユーザーさんたちの阿鼻叫喚…。 



通販サイトが安全か危険か見分け方は知ってる?
Yahoo!知恵袋で挙げられてた怪しい通販サイトたちは、Amazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピング内ではない独自ドメインで運用されてます。
さっそく、その会社概要をチェックしてみるとヤバい臭が出てました。
- 会社名が記載されてなかったり不自然
- 会社の電話番号が記載されてない
- 会社の所在地が記載されてなかったり不自然
(Googleストリートビューで店舗が確認できず民家やアパート) - メールアドレスが無料メール (Yahoo!メール、Gmail、Outlook など)
- 日本語の文章がビミョーにおかしく変な表現が目につく…
ところが、目ぼしい商品を見つけ出して興奮してしまったり、販売価格の安さにウットリ見とれてしまって 商品を注文した後になって不自然なところに気づく 通販ユーザーさん残念ながらいらっしゃるようでホント危なすぎっ! 



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