マクロが無効にされましたコンテンツの有効化とはウイルスWord/Excelファイル : 無題なログ

マクロが無効にされましたコンテンツの有効化とは ウイルスWord/Excelファイル

「マクロウイルス」「マクロ感染型ウイルス」と呼ばれる不正な Office ファイルが確認されてます。

これはユーザーさんが Windows パソコン上で不正な Office ファイルをダブルクリックして開き、その後に 誤った危険な行動 をすることで、深刻なマルウェア感染被害へ直結するから、ホント注意が必要です。

→ Word/Excel設定で感染防ぐマクロウイルス対策（メール添付ファイル .doc .docm .xlｓ）

メールに添付された Word ファイル＆ Excel ファイル

マクロウイルスを使った攻撃は、まず見ず知らずの素性不明な差出人や、中には実在する企業・機関を名乗った英語や日本語の Eメール を受信するトコロから始まります。

その起点というべきメールには、添付ファイル が付いてます。

メール本文では、たとえば「請求書」「領収書」「荷物の配達通知」「FAXやコピー複合機の受信データ」「写真」「履歴書」みたいなもっともらしい名目で、そのファイルを確認するよう仕向けます。

Word ファイル
→ ファイルの拡張子 .doc / .docm
Excel ファイル
→ ファイルの拡張子 .xls / .xlsm

この Office ファイルをダブルクリックで開くと、Microsoft Word あるいは Microsoft Excel が起動して、ファイルを内容が表示されて、上部に 黄色い警告バー が表示されます。

セキュリティの警告マクロが無効にされました [コンテンツの有効化]

■ マクロが無効にされました？警告バーの意味

ここで [コンテンツの有効化] ボタンを何気なくポチッと押すと、初期状態では無効になってるマクロの機能が有効化され、開いた Office ファイルに組み込まれているマクロの処理が華麗に動き出すことになります。

もし、そのマクロに不正な攻撃処理が含まれていたら、Windows パソコンがマルウェア感染 という悲劇ですよ。

ネットバンキング不正送金やクレジットカード不正利用を企むウイルスに感染する
ファイルを暗号化して破壊し、身代金を支払うよう脅迫するランサムウェアに感染する

残念ながら、一部のユーザーさんは、警告バーが表示されてセキュリティの警告をする意図がサッパリ理解できず、そもそも危険なマクロウイルスであることに気づいてないため、自爆する引き金を引いてしまうワケです。

○ 「セキュリティの警告」とは？
パソコンに問題を引き起こすウイルス感染といったトンでもないことが起こる可能性があり、Microsoft Office を開発したマイクロソフトはあらかじめ警告したから責任はもう負いません、という確認です。

○ 「マクロが無効にされました」とは？
マクロが含まれている Office ファイルを開いたものの、Microsoft Office のセキュリティの設定はマクロが動作しないよう無効化されています、という状況説明です。

○ 「コンテンツの有効化」とは？
無効化されているマクロが動作するよう Microsoft Office に強要し、仮にトンでもないことが起こっても全責任をユーザー自ら負うので心配ご無用、という ”自爆” ボタンです。

■ スマホはマクロウイルス大丈夫？

マクロウイルスは、基本的に Windows PC を攻撃ターゲットにする場面で採用されるので、具体的に Microsoft Office がインストールされてある Windows XP/Vista/8/10 パソコンで影響があります。

なお、マクロの動作をサポートする Microsoft Office が存在しない環境は無関係なので大丈夫です。