GOM PlayerからHao123ブラウザ乗っ取り注意! 導入&更新時に勝手に?
 
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GOM Player の公式サイト
 
韓国の Gretech Corporation(???) が無料で提供してるWindows向け動画再生プレーヤー
 
 GOM Player
(ゴム プレーヤー)
 
Wikipedia によれば、ロゴマークやアイコン画像にクマの足跡が登場し、これは GOM(?) が韓国語で動物のクマと同じ発音から来てるらしいです。
 
んで、この GOM Player 経由で、あの Baidu(百度) が提供してるブラウザハイジャッカー Hao123 が導入されるというお話を見かけたので、現物をダウンロードして確認してみました。

GOM Player インストーラが鬼門?

まず、GOM Player を導入するためインストーラ形式な実行ファイル(拡張子 *.exe) を起動してみたところ、広告オファーの存在が契約書に提示されてます。
 
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最初のライセンス契約の同意シーン
 
ちなみに、このインストーラ形式な実行ファイルは米国発の 広告インストーラ OpenCandy を採用してるようなので、セキュリティソフトによっては危険な脅威と判定するやもしれん。 (グレー領域なので検出はビミョーだけど…
 
んで、Hao123 の導入提案です。
 
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hao123 のチェックマークを外して導入拒否ができる
 
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[Basic] → [Advanced] に切り替えて hao123 の導入拒否ができる
 
提示された情報を確認せず、テキト~に [次へ(N) >] ボタン(=同意) を押してしまうと受け入れ許可を出しちゃった以上は勝手にではなく取り込まれると。
 
同じように Hao123 以外で別の不必要なソフトを同時導入する提案が表示されるものの、いずれにも手元ではユーザーの意志で拒否できるチェックマークやボタンを確認できました。
 
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[Decline]ボタンで導入拒否ができる
ちなみに、GOM Player の最新版がリリースされアップデート通知があった場合、通常配布されてるインストーラ形式な実行ファイルがダウンロードされてきて、上と同じ導入提案が表示される状況も確認できました。
 
ただ、”勝手に強制で Hao123” という状態は残念ながら手元では目撃できず、どういうこっちゃ? <コメントでもあるけど…
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