<注意>Systweak Softwareとは迷惑ソフト評判のインド企業 RegClean Proは踊る♪
Systweak Software (シストウィーク・ソフトウェア) とは、インドに拠点を置き Windows、Mac OS X、Android OS 向けのソフトウェアを手がける開発会社です。
ただ、「Systweak」 という名前を目にすると、日本では悪い意味での評判がかなりあってか、眉間にシワを寄せてイヤ~な顔をされるコトバかもしれません。
特に悪評の権化として日本で Systweak Software がノシ上がった大きなキッカケが、2010年にリリースされた RegClean Pro(レジクリーン・プロ、レグクリーン・プロ) というソフトウェアでしょう。
次のイメージ画像は RegClean Pro 実物のメインウィンドウ画面です。
Microsoft Partner のロゴマークを悪用するのは常套の手口です。
これにより 『マイクロソフトが RegClean Pro を評価して使用を推奨している』『マイクロソフトが RegClean Pro を開発している』 と一部の Windows ユーザーさんが勝手に妄想して勘違いすることで面倒なことになりました。
それこそ、RegClean Pro の評価として 「ゴミソフト」「クソソフト」「クズソフト」「インチキソフト」「詐欺ソフト」 みたく散々吊るし上げられた過去が Systweak Software にあるのです。
RegClean Pro は今でも迷惑ソフトか
いちおう、RegClean Pro は Windows 向けの 有償PCメンテナンスツール として ”レジストリ・クリーナー” というソフトウェアの分類になります。
それでも、この RegClean Pro を PC にインストールするための実行ファイル、RegClean Pro 本体の実行ファイルは、セキュリティソフトの一部が脅威として今だに扱います。
当時の RegClean Pro の酷さがスゴかったことは、ウイルス検出名として社名 Systweak がそのまま採用されるところからも垣間見えます。
【セキュリティソフトの検出名】
Avira PUA/Systweak.Gen4
ESET Win32/Systweak
Malwarebytes PUP.Optional.SysTweak PUP.Optional.RegCleanPro
Microsoft PUA:Win32/Systweak Misleading:Win32/Clepissup Trojan:Win32/Speesipro PUA:Win32/SpeedChecker
Symantec PUA.RegCleanProTrend Micro PUA_SYSTWEAK PUA_REGCLEANPRO PUA_REGCLEAN
なぜに脅威扱いになってるのか?
それは RegClean Pro が ”レジストリの損傷レベル” なる意味不明というか、ミスリードを誘ってユーザーを騙す気満々で 誇大な警告エラー を見せつける手法を継続的に実行していたからです。
それこそ ”損傷” していたなら PC が物理的に動作しないレベルと思い込んでも無理ないワケで、完全に 虚偽 といってもいいフレーズです。
そこのところは Systweak Software も認識してるか、RegClean Pro の直近のバージョンでは(中身は同じだけど)表現を変更して抑えてます。
誇大な表現を抑えた 「改善ポテンシャル」
意味不明な警告表現
「レジストリの損傷レベル」
PC が危険な状態にあるかのような雰囲気にして不安を煽ってから、クレジットカード決済で RegClean Pro の有償版を購入するよう促す販売手法は今でも継続してます。
そんなワケで、主要なセキュリティソフトたちは RegClean Pro を次のように判定してるワケです。
ただ、それでも RegClean Pro を 「ウイルス」「スパイウェア」 と分類するのはムリ筋なため、グレー領域として微妙な脅威を検出しないセキュリティソフトも普通にあります。