Microsoft Defender定義データ更新履歴を確認する方法2つ

Windows 10/11セキュリティソフトWindows Defenderウイルス対策で定義パターンデータがいつアップデートされたか更新日時や履歴の確認方法。

コンピュータウイルス、トロイの木馬、スパイウェア、ランサムウェアなどの脅威に対抗するため Windows 10 や Windows 11 に標準で実装されているセキュリティソフト Windows セキュリティ (Microsoft Defender ウイルス対策)

Microsoft Defender 最新版に自動更新する仕組み

Microsoft Defender の更新アップデートの仕組みは 2 つあります。

  1. Windows セキュリティ本体による更新
    24 時間中に最低 1 回の更新頻度 で自動的に維持しようとする

  2. Windows Update による更新
    → ユーザーの設定作業で一時的な更新の停止できる

Windows Update の設定ウィンドウには、更新プログラムのダウンロードとインストールを最大 35 日まで先延ばしする [更新の一時停止] オプションが存在するけど、ここの効果は 「Windows Update による更新」 の停止だけです。

そんな Windows セキュリティ (Microsoft Defender ウイルス対策)スキャンエンジンと定義データの更新 がいつ実施されているのか、後から 〔更新履歴の一覧〕 と 〔更新された日時〕 を確認する方法 2 つ紹介します。

Windows Defender 更新サポート期間
1 日も休みなく 365 日に渡って継続的な更新

Windows Update で Microsoft Defender 更新履歴の確認

もっとも知られている Microsoft Defender の更新履歴の確認方法でしょうか?

Windows の設定 → [更新とセキュリティ] → [更新の履歴を表示する] をクリックして、「定義更新プログラム」 の一覧で確認できます。

windows-uddate-history
Windows Update に Micorsoft Defender の更新履歴

ただ、ここには Windows セキュリティ本体による更新 の情報が実は表示されません。

Microsoft Defender 更新履歴
確認できる更新履歴
直近 51 件分の Microsoft Defender の更新履歴を確認できる
更新された日付を確認できる (○月○日) Firefly
更新情報の表示有無
「Windows セキュリティ本体による更新」 → 更新履歴に表示されない
「Windows Update による更新」 → 更新履歴に表示される

信頼性モニターで Microsoft Defender 更新履歴の確認

Windows の 信頼性モニター で Microsoft Defender の更新履歴を確認する方法です。

Windows のスタートメーニュー → [Windows システム ツール] → [コントロール パネル] を開いて、[セキュリティとメンテナス] 項目を選択し、左メーニュー [アーカイブ済みメッセージの表示] をポチッとな!

上部の日付を選択して、下部の 「(i) 情報イベント」 の分類で Microsoft Defender の更新履歴が表示されます。

Windows 10 信頼性モニターで Windows Defender の定義データ更新履歴
「Windows 信頼性モニター」 の情報イベントに履歴が表示される

Microsoft Defender 更新履歴
確認できる更新履歴
直近 1 ヶ月分の Microsoft Defender の更新履歴を確認できる
更新された日付として時間を確認できる (○月○日○時○分) Firefly
更新情報の表示有無
「Windows セキュリティ本体による更新」
「Windows Update による更新」
→ 両方の更新履歴が表示される (どちらの更新か見分ける目印なし)