<解決>SSDから異音うるさいキュルキュル鳴る原因が故障ではなく…

作業中、変な音が耳ざわりで仕方がない。 

ダイナブック (dynabook、旧 東芝) の Windows ノートパソコンから 異音 が発生する症状を確認しました。 

寝静まった夜中の出来事でもなく、ノートパソコンの筐体に耳を押し当てなくても異音がハッキリと分かり、ビミョーにうるさい音を文字で表現すると…
【ノートパソコン うるさい異音が鳴る】
キュルキュル~ キュルキュル~
ギュルギュル~ ギュルギュル~
ギュリギュリ~ ギュリギュリ~ Firefly
ジュルジュル~ ジュルジュル~
ジュリジュリ~ ジュリジュリ~ Firefly
「ブーン」 「ジー」 「ジジジ」 「カチカチ」 「カリカリ」 「カラカラ」 「キーキー」 「キーン」 といった音ではありません。
異音の発生場所は SSD ストレージ!?
ノートパソコンから異音の発生源として、第一印象はキーボード下のストレージ SSD (ソリッドステート・ドライブ) でした。というのも、駆動音のようにずっと鳴り続けておらず、Windows
の 「タスク マネージャー」 で状況をチェックすると、SSD にアクセスして 「ディスクの転送」 (データの読み書き) が行われている時だけ問題の音が発生していると確認できたからです。
- 問題の切り分け
→ 他に音が発生しうるスピーカーや光学ドライブに異常なし
→ 排熱&冷却の CPU ファンから不自然な音は確認できず異常なし - 円盤の回転でシーク音がする ハードディスク では?
→ HDD は内蔵されておらず SSD のみ搭載するパソコン機種 - 実際に SSD のデバイス自体から異音が鳴っているかは判断できず
SSD から音が鳴る原因は CPU ターボブースト
使用歴 1 年半ほどのノートパソコンなので、そうそう寿命を迎えているはずがない SSD が故障する寸前!?
…ではなく、SSD から音が鳴るトラブルの発生前にダイナブックの BIOS を更新アップデートしていたことを思い出し、手元のノートパソコンで異音がする原因が分かって解決です。 




Intel Turbo Boost Technology (ターボブース)
⇒ 無効にしておいた 「Intel Turbo Boost Technology」 が有効になっていた
ターボブースト とはインテル製 CPU 「Intel Core i3」 「Intel Core i5」 「Intel Core i7」 で採用されている機能で、自動的なパフォーマンス・アップでパソコンの動作を高速化する仕組みです。 

インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0: 最も必要な場面でより高いパフォーマンスを提供https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/architecture-and-technology/turbo-boost/turbo-boost-technology.htmlインテル® ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0 は、ピーク負荷時にプロセッサーやグラフィックスのパフォーマンスを加速します。プロセッサー・コアが電力、電流、温度の仕様限界未満で稼動している場合には、自動的に定格の動作周波数よりも高速でプロセッサー・コアを動作させることができます。
CPU ターボブーストは最初から有効になっている機能で、どうも BIOS の更新アップデートにより設定がいったんリセットされた模様です。
■ CPU ターボブーストのデメリット
原因と解決方法が分かってから考えるに、音の発生場所は CPU が正しいかもしれません。
手元のノートパソコンは SSD (あるいは CPU) から異音が発生する以外に支障はなく、何もダイナブックに限らないお話になるけれど CPU ターボブーストにはデメリットがあります。
- パソコンから異音がする
特定のアプリを起動している時だけ異音が発生する場合も
高周波 「キーン」 音、いわゆるコイル鳴きの症状の原因にも Firefly - パソコンの発熱で CPU ファンがうなる
CPU ファンの回転で大きな音がうるさい
上昇し続ける温度を抑制する時のパフォーマンス・ダウン - バッテリー充電池の使用量がより大きい
外へ持ち出すモバイルノートは駆動時間に少なからず影響も
なお、CPU ターボブーストを無効に切り替えるトレード・オフとして、ゲームや動画編集といった負荷が大きい処理を行う場面の動作パフォーマンスに影響が出るはずです。
ダイナブック製ノートパソコンを静音で快適に
異音に対処した解決方法は、2017 年らへん以降のダイナブック (東芝) 製ノートパソコンを想定したお話です。ところで、「dynabook ウェブモデルを販売する直販サイト」 を確認していたら、価格が 1 万円ほど安くなる 「10%OFFクーポン」 が提供されていてオススメですよ。
<無料クーポン券の発行タイミングがいまいち分かない

ダイナブックが割引価格になるクーポン
〔Windows アプリで設定の変更方法〕
- インストールされている Windows アプリ 「dynabook セッティング」 を起動する
(アプリが存在しない機種ならば次の BIOS 画面で) - 左メーニュー [高度な設定] → [パフォーマンス設定] で [Intel Turbo Boost Technology] の有効 / 無効
- 設定を反映するため Windows パソコンの 再起動 を行う
〔BIOS 画面で設定の変更方法〕

- パソコン起動直後の最初のロゴで F2 キーを長押しして BIOS 画面へ移動する
(表示は独特な外観で英語表記のみ) - 左メーニュー [Power Management] → [Intel Turbo Boost Technology] の Enabled / Disabled
- 右メーニュー [Save and Exit] で変更を保存する
(自動的に BIOS 画面から抜けてノートパソコンが再起動される)
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