<危険>csservicesp詐欺通販サイト商品届かない悪徳メール注意

悪徳な海外のサイバー犯罪者たちが仕掛ける 詐欺 にご注意を!
見た目の外観デザインや雰囲気で判断すると、いかにも商品を買えるように感じてしまう通販サイトが、実際には注文しても商品が届かない、連絡がつかない、粗悪品が届く怪しい 偽通販サイト だった――。
そんなトラブルのお話を引き続き目撃しています。 



■ 危険な詐欺通販サイトの外観デザイン
見分け方に触れつつ、ネットサーフィン中に見かけた危険な詐欺通販サイトの実例がコチラです。
トップページの上半分を見ると、靴、バッグ、服といったファッション系商品を扱っているネット通販サイトのようですが、ビミョーに分野の異なる雑貨、さらには電子機器まで販売しています。
八百屋さんに入ったら大根の隣にゲーム機がズラッと置かれてある、そんな違和感でしょうか。
怪しい通販サイト会社概要に危険な目印
さっそく通販サイトの会社概要を確認してみました。
日本ではなく、中国大陸の揚州市 (Yangzhou、ようしゅう し) にある 「揚州暄和パーソナルケア用品株式会社」 なる聞き慣れない会社だそう。 

【堅苦しいメッセージ】
「顧客起点で品質を追求し、お客様を大切にする」という永遠に変わらない基本理念を遵守し、通信販売を通じて、高品質・低価格・安全・安心な商品をお客様にご提供いたします。
【会社概要の情報】
販売会社:揚州暄和パーソナルケア用品株式会社
所在地: No.1, No.4, Tongzhou Road, Hangji Town Industrial Park, Ecological Science and Technology New City, Yangzhou
設立時間:2018-01-19
公開メールアドレス: stjerne @ csservicesp[.]com / sollys @ csservicesp[.]com / maneskinn @ csservicesp[.]com / flygning @ csservicesp[.]com / engel @ csservicesp[.]com
「揚州暄和パーソナルケア用品株式会社」 という社名ならば、主に販売するのは衛生用品や化粧品あたりでは…?
キナ臭い香りが強くなってきました。 

■ 所在地が怪しくない? 責任者名は書いてある?
詐欺通販サイトの見分け方で大事なポイントです。
そもそも海外通販は日本の法律が適用されない自己責任の領域だけど、日本国内のネット通販サイトは、日本の法律 (特定商取引法) において基本的な情報 4 つを消費者に提示しないといけないルールがあります。
- 会社名
- 所在地 … 記載あっても、詐欺通販サイトは存在しないデタラメ住所が多い
- 電話番号
- 責任者の氏名 → 上で紹介した怪しい通販サイトは 記載なし
日頃から利用していない、今まさに初めて出会ったネット通販サイトならば確認必須です。
詐欺通販サイトが大量に! ロゴやショップ名にも違和感
怪しい通販サイトには連絡用のメールアドレスが記載されてあります。このメールアドレスのドメイン名 「csservicesp[.]com」 を Google 検索してみると、同じような系統の怪しい偽通販サイトがモノ凄い数量で作成されていることが確認できました。
購入代金を盗むだけの偽通販サイトなら口コミ評判なぞ皆無です。
参考までに、怪しい危険な詐欺通販サイトの左上に掲げられているロゴマークを収集してみました。 

怪しい詐欺通販サイトのロゴマーク
- 看板のはずのショップ名
アルファベット (a - z) を適当にランダムで組み合わせただけ?
└ 文字数 5~8 個ぐらい - 多くが辞書に存在しない英単語
ショップ名の由来がおおよそ想像できない
そもそも読めない意味不明 - 何か無機質な印象
ロゴマーク画像を自動作成サイトで適当に生成しているだけ?
ショップ名がテキトーすぎるのは、被らない URL (ドメイン名) を大量に取得して量産するためでしょう。
目ぼしい商品を見つけるため検索エンジン Google & Yahoo! を使いつつネットを彷徨っていると、詐欺通販サイトにたどり着いて、「値段が安い!」 「他で品切れの商品が在庫あり!」 の一押から物欲の赴くままに突っ走ってしまうはずです。