対策してあれば感染しないUnited Kingdom Policeウイルス? 駆除削除で終わりじゃない!
United Kingdom Police(イギリス警察/英国警察)を名乗り、ババーンと大画面ロックを表示して、罰金を支払うよう脅してくる怖いコンピュータウイルス…。
こういうのはランサムウェアと呼ばれてます。
◇ United Kingdom Policeウイルスの感染手口はドライブバイ・ダウンロード攻撃
このUnited Kingdom Policeウイルスは、ドライブバイ・ダウンロードという手法で、何の確認もなく勝手に強制インストールされます。
- 改ざんサイトの閲覧でウイルス強制感染! 警察庁から注意喚起と対策が
https://blogs.yahoo.co.jp/fireflyframer/32664527.html
これは悪意のある第三者にハッキングされてしまった正規の一般サイトを単に踏むだけでウイルス感染となる定番パターンです。
- ランサムウェア
- ネットバンク不正送金ウイルス
- 偽セキュリティ対策ソフト
↑ 感染手口はみな同じ!
ただ、そんなトンでもない状態になるには、ちゃんと条件があります。
- Java が旧バージョンのまま放置されてる ← ウイルス感染経路 第1位
- Adobe Reader が旧バージョンのまま放置されてる
- Flash Player が旧バージョンのまま放置されてる
- Windows Update が実施されてない
この4条件にうち1つ以上当てはまってしまったら一貫の終わりです。
逆に、当てはまってないパソコンはUnited Kingdom Policeウイルスなんて100%ゼッタイに感染しません。
◇ 無料ウイルス対策で United Kingdom Policeウイルスを見る機会なし
- Javaは別にいらないのですでに削除してある (無料)
or Java を最新版に更新してある (無料) - Adobe Reader を最新版に更新してある (無料)
- Flash Player を最新版に更新してある (無料)
- Windows Update は実施されてる (無料)
ちなみに、こういうセキュリティ対策ソフト
が何とかしてくれると思うユーザーさんがいるやもしれませんが、上のウイルス対策をユーザーに代わってやってくれません。
つまり、ウイルス感染経路がふさがらないので、待ってるのは地獄なんです。
<運に頼ると…

- 上の4条件に当てはまらないようにしておく → 100%感染しない
- セキュリティ会社に託す → 運が良ければ検出する世界(イタチごっこ)
ウイルス定義データを更新して後を追う状態を繰り返す”イタチごっこ”の中、残念ながらセキュリティ会社は後出しジャンケンを強いられてます。